神経性やせ症に対する新しい治療法を、通常の治療法と比較して効果を検証するために、複数の施設でランダム化比較試験を行う。
この治験に参加するための条件は、16歳以上65歳以下で、男性でも女性でも構いません。神経性やせ症という病気の診断基準に当てはまる人で、BMIが14kg/m2以上18.5kg/m2以下の人が対象です。また、試験に参加することについて説明を受け、理解した上で自分自身の意志で同意書にサインできる人が対象です。ただし、重篤な身体疾患や精神症状、薬物依存症、知的障害などがある人、妊娠中の女性は参加できません。
この治験は、神経性やせ症という病気を対象に、新しい治療法を試す研究です。治験のフェーズは2で、治療前と治療後(30週間後)の体重指数(BMI)の変化量を主な評価方法としています。また、治療前、10週後、20週後、フォローアップ2か月後におけるBMIの変化量や、自己記入式の質問票を用いた症状評価、病院不安や抑うつの評価、動機付けの評価、治療の満足度評価、ドロップアウト率なども評価します。治験に参加することで、新しい治療法の効果や安全性を調べることができます。
介入研究
治療前、治療後(30週間後)のBody Mass Index (BMI)の変化量
1. 治療前、10週後、20週後、フォローアップ2か月後における、BMIの変化量
2. 治療開始前, 10週間後、20週間後、治療終了時, フォローアップ終了時(2か月後)における、自己記入式質問票(摂食障害診断質問紙(EDEQ),EDI-2を用いた症状評価(治療開始前、治療終了時、治療終了後2か月フォローアップ時)
3. 病院不安及び抑うつ評価尺度(HADS),EQ-5D (EuroQol 5 dimension),
CGI-S/C (clinical Global Inpairment), 機能の全体的評定尺度,GAF (Global Assessment of Functioning Scale )、日本語版The Clinical Impairment Assessment questionnaire (CIA-J)
4.動機付けの評価尺度、治療の満足度評価(Credibility Expectancy Questionnaire-versionII; CEQ-II)
5. ドロップアウト率 (治療終了時、30週後)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
千葉大学医学部附属病院
千葉県成田市畑ヶ田852
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