観察研究
高度な悪性度を持つ髄膜腫の原因と新しい治療法の開発に向けた取り組み
AI 要約前の題名
高悪性度髄膜腫の病態解明と新規治療戦略の開発へ向けた体制の構築

目的
高悪性度髄膜腫の病気について、全国の病院が協力して情報を集め、治療方法や病気の特徴を調べるための研究を行います。また、患者の試料を集め、病気の診断方法の改善や遺伝子の研究を行います。
AI 要約前の目標
1. 比較的数の少ない高悪性度髄膜腫high grade meningiomaの臨床的・病理学的な研究を行う全国規模の多機関共同研究体Japan High Grade Meningioma Consortium (JHMC)を組織し,症例を集約したレジストリを構築する. 2. レジストリでは患者因子や腫瘍の特徴,治療内容,無再発期間,全生存期間などの臨床情報の登録のほか,脳腫瘍試料と患者血液サンプルを収集し,WHO分類における髄膜腫の組織診断基準の改訂に対応するための中央診断を行うとともに,試料を管理し,治療成績に関連する因子や遺伝子変異・染色体異常に関する研究を行う.
参加条件
この治験に参加できる人は、年齢や性別に制限はありません。ただし、過去に脳腫瘍の手術を受けた人や現在脳腫瘍の治療を受けている人で、治療に必要な検査が終わった後に残った検体を利用することに同意している人が対象です。また、血液サンプルの採取にも同意している人が対象です。ただし、研究に参加するための同意が得られない人は除外されます。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
下限なし上限なし
選択基準
参加機関において2001年から本研究開始時までの過去に摘出術が施行されたWHO grade 1髄膜腫の再発患者あるいはWHO grade 2/3髄膜腫と診断された患者で,診療に必要な検査などを終了した残余検体が保存されており,すでに遺伝子解析を始め広く医学研究に用いることの同意が得られている症例を対象とする.さらに,参加機関において本研究開始後に新たに治療の目的で摘出され,WHO grade 1髄膜腫の再発あるいはWHO grade 2/3髄膜腫と診断された患者で,治療に必要な検査などが全て行われたあとの残余検体に関して本研究での利用の同意が各施設で得られた症例も対象に含める.上記のいずれかに該当する患者のうち,採血による血液サンプルの採取に同意がいただける場合は血液サンプルも収集する.
除外基準
研究計画書「9. 被験者に理解を求め同意を得る方法」に記載した方法での研究参加への同意が得られない患者.
治験内容
この治験は、髄膜腫という病気について調べるものです。病気が再発するかどうかを調べるため、患者さんの状態を一定期間観察します。再発があった場合は、その時期や症状なども調べます。この治験は、観察研究という方法で行われます。
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
組織情報
実施責任組織
埼玉医科大学総合医療センター
埼玉県Kamoda 1981
お問い合わせ情報
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