
治験の目的は、2型糖尿病を持つ肝硬変患者に対して、エンパグリフロジンという薬を使ったときの体重の変化を調べることです。この薬が腹水(お腹にたまる水)の改善にどれくらい効果があるかを確認します。また、治療中に起こる可能性のある副作用についても調べて、この薬が安全かどうかを評価します。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる方 1. **年齢**: 18歳以上85歳未満の方。 2. **性別**: 男性でも女性でも大丈夫です。 3. **健康状態**: - 肝硬変(肝臓の病気)と診断されている方。 - 2型糖尿病(糖尿病の一種)と診断されている方。 - 腹水(お腹に水がたまる状態)が、標準的な治療を受けても改善しない方。 - トルバプタンという薬を使うことを希望しない方。 - 腎機能が正常であること(特定の数値以上であること)。 - 血液中のナトリウムの値が一定以上であること。 - 肝機能の評価で、特定の基準を満たしている方。 - 血圧が一定以上であること。 4. **同意**: 参加することについて十分な説明を受け、理解した上で自分の意思で参加に同意できる方。 5. **通院**: 研究のスケジュールに合わせて外来に通える方。 ### 参加できない方 1. **特定の病気**: 門脈血栓(血管の病気)や治療が難しい肝臓がんがある方。 2. **最近の健康問題**: 消化管出血や肝性脳症(肝臓の病気による脳の問題)が最近あった方。 3. **薬の変更**: 最近、糖尿病の薬を新しく始めたり、量を変えたりした方。 4. **感染症**: 最近、感染症にかかっている方。 5. **特定の薬を使っている方**: SGLT2阻害薬やトルバプタンを使っている方。 6. **妊娠や授乳**: 妊娠中、妊娠の可能性がある方、または授乳中の方。 7. **その他**: 研究に参加するのが不適当と判断される方。 このような条件がありますので、自分が参加できるかどうかを考えてみてください。もし不明な点があれば、医療スタッフに相談してみてくださいね。
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 この治験は、特定の病気に対する新しい治療法を試すための研究です。具体的には、2型糖尿病を持っている方で、腹水(お腹に水がたまる状態)がうまくコントロールできていない肝硬変の患者さんを対象にしています。 ### 研究の目的 この治験の目的は、新しい治療法がどれだけ効果があるかを調べることです。特に、治療を始める前と4週間後の体重の変化を主な評価基準としています。 ### どのように評価するのか 治療の効果を評価するために、いくつかの方法があります。以下のようなことを調べます: 1. **入院の回数**:治療を受けている間に入院が必要になったかどうか。 2. **腹水の処置**:お腹にたまった水を抜くための処置がどれくらい行われたか、その量はどれくらいか。 3. **アルブミンの投与**:体の中のたんぱく質を補うための治療がどれくらい行われたか。 4. **腹水の状態**:腹水の状態がどれくらい改善されたか。 5. **足のむくみ**:足のむくみがどれくらい改善されたか。 6. **肝機能のスコア**:肝臓の状態を示すスコアがどれくらい変わったか。 7. **尿中のナトリウム**:尿に含まれるナトリウムの量がどれくらい変わったか。 8. **血液検査の結果**:血液中のナトリウムやクレアチニン(腎臓の機能を示す物質)の値がどれくらい変わったか。 9. **尿路感染症**:治療中に尿路感染症がどれくらい発生したか。 10. **急性腎障害**:腎臓の機能が急に悪くなった場合の発生率とその程度。 ### まとめ この治験は、特定の病気を持つ患者さんに新しい治療法がどれだけ効果があるかを調べるためのものです。体重の変化を中心に、さまざまな健康状態の改善を見ていきます。治療がどのように患者さんに影響を与えるかを理解することが目的です。
介入研究
投与前から投与4週までの体重の変化量
(1)投与4週までの入院イベントの発現率
(2)投与4週までの腹水穿刺排液の回数および量
(3)投与4週までのアルブミンの投与回数および量
(4)投与前から投与4週までの腹水Gradeの変化量
(5)下腿浮腫の改善割合
(6)投与前から投与4週までのChild–Pughスコアの変化量
(7)投与前から投与4週までの尿中ナトリウム排泄率の変化量
(8)投与前から投与4週までの血清ナトリウム値の変化量
(9)投与前から投与4週までの血清クレアチニン値の変化量
(10)投与前から投与4週までのeGFRの変化量
(11)投与4週までの尿路感染症の発現率
(12)投与4週までの急性腎障害発現率およびその病期分類
(13)体重の変化量と、腹水穿刺排液の回数および腹水Gradeの変化量との相関を検討する
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
エンパグリフロジン
ジャディアンス錠10mg
東京大学医学部附属病院
東京都文京区本郷7-3-1
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