上部尿路結石の治療方法の一つであるESWLは、内視鏡手術と比べて治療効果が低いとされている。そこで、超音波とX線を組み合わせた方法が開発されたが、使用されていない施設が多い。本研究では、ESWLの治療成績や治療に関わる時間、透視時間、術後合併症を調べるために、US+X線ガイドとX線ガイドを無作為比較する。
この治験に参加できる人は、16歳以上80歳以下の男性・女性で、名古屋市立大学病院で腎または上部尿管結石と診断され、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を行う予定の患者です。また、結石が超音波で同定でき、前治療歴がなく、治療対象結石のサイズが5mm以上15mm以下で、水腎の状態がGrade 3以下で、診断からESWLまでの期間が4ヶ月以内で、本人の年齢に応じた文書同意が得られた患者が対象です。ただし、妊娠中または妊娠の可能性がある、または授乳中の女性、凝固能異常がある患者、安静が保持できない患者、術前にステントが留置されている、術前に腎瘻が造設されている、尿路変向後の患者は除外されます。参加する場合は、本人が20歳以上の場合は本人からの文書同意が必要で、本人が16歳以上20歳未満の場合は本人及び代諾者による文書同意が必要です。
この治験は、尿路結石症という病気を対象にしています。治験のタイプは介入研究で、治療方法を試験します。主要な評価方法は、KUBと超音波を使って、手術後1ヶ月で結石が消失した割合を調べます。また、第二の評価方法として、手術時間や透視時間、術後の合併症、結石破砕までの衝撃波の回数や総エネルギー量などがあります。治験の目的は、より効果的な治療方法を見つけることです。
介入研究
KUB、超音波による術後1ヶ月での結石消失率
1, CTによる術後3ヶ月での結石消失率
2, 手術時間
3, 透視時間
4, 術後合併症
5, 結石破砕までの衝撃波の回数
6, 総エネルギー量
情報なし:
利用する薬品情報はありません
名古屋市立大学病院
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
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