特定臨床研究
ロボット支援とエコーガイド下での腎臓砕石術における比較試験
目的
この治験は、腎および尿管結石に対する治療法の効果を調べるために行われます。患者にはロボット支援透視ガイド法を使用し、従来法と比較して正確性と安全性を検証します。また、ナビゲーションシステムANT-Xを使用して、最適な穿刺角度を導くことも目的としています。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、16歳以上80歳以下の男性・女性です。対象となる患者は、腎または上部尿管結石と診断され、内視鏡的手術加療を行う予定がある人で、結石の長さが15mm以上の人です。また、本人の年齢に応じた文書同意が得られた人が参加できます。ただし、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性、活動性腎盂腎炎の合併例、術前1週間以内に抗血小板・凝固薬を内服中の患者、全身麻酔や腰椎麻酔が耐えられないと判断された患者、末期癌などによるBSC（Best Support Care）の患者は参加できません。参加には本人の同意が必要で、18歳以上の場合は本人からの文意同意取得が必要で、16歳以上18歳未満の場合は本人及び代諾者による文書同意取得が必要です。
治験内容
この治験は、尿路結石症という病気を対象にしています。研究のタイプは「介入研究」で、治療方法の効果を調べるために、新しい治療法を試すことが目的です。主要な評価方法は、治療を受けた患者さんが一度の手術で成功する確率を調べることです。また、第二の評価方法として、手術の回数や時間、合併症なども調べます。これらのデータを集めることで、より効果的な治療法を見つけることができるかもしれません。
治験フェーズ
情報なし:
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
和歌山県立医科大学附属病院
和歌山県和歌山市紀三井寺811-1
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