この治験の目的は、大腸の一種の病気である「大腸鋸歯状病変」に対する治療法として、CSPという薬の効果を調べることです。治験の対象は、6mm以上9㎜以下の大きさの病変を持つ患者さんです。
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、内視鏡検査で6mm以上9mm以下の大腸の病気がある人だけが選ばれます。参加できない人は、他に腺腫成分や癌の混在が疑われる病気がある人、家族性大腸腺腫症などの遺伝性疾患がある人、潰瘍性大腸炎やクローン病の人、抗血栓薬を飲んでいて内視鏡検査ができない人、全身的な治療が必要な感染症がある人、妊娠中や授乳中の女性、1年以上の予後が見込まれない人、また、試験担当医が安全に治療できないと判断した人は参加できません。
この治験は、大腸の病気である「大腸鋸歯状病変」に対して、新しい治療法を試すものです。治験の段階はフェーズ2で、治療に参加する人たちには、治験で新しい治療法を受けてもらいます。治験の主な目的は、治療法が病気を完全に治すことができる割合を調べることです。また、治療法の副作用や治療に必要な時間なども調べます。治験に参加する人たちは、治療法の効果や安全性を確認するために、定期的に検査を受ける必要があります。
介入研究
CSPのSSLに対する完全切除割合(=EMR標本での病変消失割合)
CSP後の水平断端への遺残割合、垂直断端への遺残割合
CSDP(Cold snare defect protrusion)の存在と垂直断端への遺残割合の関係
内視鏡的に病変が消失するまでに必要であったCSPの回数
腫瘍径毎の完全切除割合、必要なCSP回数
CSPの処置時間(鉗子挿入からCSPでの内視鏡的な病変消失まで)
偶発症(後出血、穿孔)
CSP、EMRでの病理組織
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
岡山大学病院
岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
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