非特定臨床研究
重度の身体障害を持つ人の飲み込み機能の評価に関する治験
AI 要約前の題名
重症心身障碍者に対する嚥下機能の評価

目的
本研究の目的は、重症心身障碍者の嚥下機能障害に対して、新しい消化管機能測定検査を用いて、適切な治療方針を構築し、患者のQOLを向上させることです。現在、肺炎を原因とする誤嚥防止手術が行われていますが、明確な基準がなく、全国的には客観的評価をせずに手術が行われています。本研究では、高解像度食道内圧検査を組み合わせて評価することで、嚥下障害のパターンを明確にし、治療が必要な嚥下障害であるかを評価することを目指しています。
AI 要約前の目標
重症心身障碍者の嚥下機能障害の特徴は咽頭での多量の唾液貯留と気管内流入がみられるにも関わらず、咳嗽反射が弱く、咳込みを伴わない不顕性誤嚥が高頻度にみられる。現状は嚥下機能障害で肺炎が原因となっている場合に誤嚥防止手術を行っており、どの段階で手術が必要になるかは明確な基準はなく、全国的には肺炎になったら客観的評価をせず、誤嚥防止手術を行って施設があるのが現状である。pep testとインピーダンスpH検査では嚥下協調障害のすべてを反映しているものとは言えず、高解像度食道内圧検査を組み合わせて評価することで、嚥下障害のパターンをより明確にし、pep testとpHインピーダンス検査の結果で治療が必要な嚥下障害であるかを評価できるように目指したい。 本研究ではこれらの新しい消化管機能測定検査を用いることにより、簡便に適切な治療方針の構築を可能し、摂食障害で苦しむ患者のQOLの向上を
参加条件
この治験に参加できる人は、年齢や性別に制限はありません。ただし、嚥下障害が疑われ、当院に紹介された患者が対象です。治験に参加するためには、久留米大学病院小児外科の入院患者に説明をして同意を得る必要があります。また、代諾者から同意を得られた方も参加できます。ただし、食道内に器質的な狭窄がある患児や、研究責任者や研究分担者が不適当と判断した方は、参加できません。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
下限なし上限なし
選択基準
特に嚥下障害が疑われ当院へ紹介となった重心者を対象とする。
対象者の募集方法は、久留米大学病院小児外科の入院患者に対して、本研究について文書を用いて説明を行い、同意を得られた患者を対象とする。
・代諾者から、研究参加に対し文書による同意が得られた方
除外基準
以下の基準のいずれかに該当する方は、対象から除外する
・対象患者内で食道内に器質的狭窄等を認め、インピーダンスカテーテル、高解像度食道マノメトリ―カテーテルが挿入困難な患児。
・研究責任者及び研究分担者が研究対象者として不適当と判断した方
治験内容
この治験は、嚥下機能障害、胃食道逆流症、咽頭喉頭逆流症という病気に対する新しい治療法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、患者さんに新しい治療法を試してもらいます。主な評価方法は、唾液や気道分泌物中の物質の濃度を測定することで、嚥下障害の評価を行います。また、嚥下内視鏡検査やpHインピーダンス検査、高解像度食道内圧検査の結果から、嚥下障害のタイプを分類することも行います。この治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献することができます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
・唾液内ペプシンとαアミラーゼ濃度測定の重心児の嚥下障害評価としての有用性
・気道分泌内ペプシンとαアミラーゼ濃度測定の重心児の嚥下障害評価としての有用性
・pHインピーダンス検査と高解像度食道内圧検査における咽頭圧との関連性
第二結果評価方法
嚥下内視鏡検査とpHインピーダンス検査、高解像度食道内圧検査の結果から嚥下障害あるいは嚥下性肺炎のタイプの分類
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
組織情報
実施責任組織
久留米大学医学部付属病院
福岡県福岡県久留米市旭町67
お問い合わせ情報
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