脳梗塞後の患者に自家由来の幹細胞を脳内に投与する治験(RAINBOW-2a研究)が行われ、その治療の効果と安全性を調査する。
男性・女性
20歳以上
70歳以下
この治験は、脳梗塞の慢性期を対象としたフェーズ2の介入研究です。治験製品の投与後1年間の効果を調査し、modified Rankin Scaleという尺度で患者の状態の改善を評価します。また、治験製品の安全性も評価されます。さらに、様々な評価項目を用いて治験製品の有効性を評価します。MRIやPETなどの検査を行い、脳の機能や代謝などを評価します。治験の結果は、脳梗塞患者の治療法の向上につながる可能性があります。
介入研究
治験製品投与1年後のmodified Rankin Scaleのベースラインから1点以上改善する率(有効率)
<安全性>
・治験製品投与1年後までの安全性
・治験製品投与7日後までの安全性
・組織採取(血小板液採取・骨髄液採取)に関する安全性
・治験製品の不具合
<有効性>
以下に示す評価項目の値について、ベースラインからの変化量を評価する。
・National Institute of Health Stroke Scale
・Barthel Index
・Fugl-Meyer Assessment
・Timed Up & Go test
・10 m歩行
・2分間歩行
・Mini-Mental State Examination
・Wechsler Adult Intelligence Scale - Fourth Edition
・MRI検査によるDTIの描出程度の評価
・術前R-DTI値と機能回復の関係評価
・FDG-PET検査による脳ブドウ糖代謝の評価
・IMZ-SPECT検査による神経細胞レセプター機能の評価
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
国立大学法人北海道大学北海道大学病院
北海道札幌市北区北14条西5丁目
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