itepekimabという薬が非嚢胞性線維症性気管支拡張症患者に対してどれだけ効果的で安全かを調査するための研究を行います。ランダム化や二重盲検、プラセボ対照などの方法で行われるこの研究は、Proof-of-Concept(PoC)試験と呼ばれています。
男性・女性
18歳以上
85歳以下
この治験は、気管支拡張症という病気を対象に行われています。治験の目的は、新しい治療法が中等度または重度の肺の悪化をどの程度防ぐことができるかを調べることです。治験に参加する患者さんは、24週から52週間の間、治験薬または偽薬(プラセボ)を服用します。治験の結果を評価するために、様々な指標が使われます。例えば、肺の悪化の発生率や治療効果の変化、生活の質の変化などが評価されます。また、治験薬の安全性も重要な観点で評価されます。治験に参加する患者さんの安全を確保しながら、新しい治療法の有効性や安全性を確認することがこの治験の目的です。
介入研究
1. 投与期間における中等度又は重度の肺増悪(PE)の年間発現率
[評価期間:ベースラインから投与終了(EOT)まで(24~52週間)]
プラセボ対照投与期間における中等度又は重度のPEの年間発現率。
1. 投与期間における中等度又は重度のPEの初回発現までの期間
[評価期間:ベースラインからEOTまで(24~52週間)]
2. 投与期間を通してPEが認められなかった被験者の割合
[評価期間:ベースラインからEOTまで(24~52週間)]
3. 投与期間における重度のPEの年間発現率
[評価期間:ベースラインからEOTまで(24~52週間)]
4. 投与期間を通して重度のPEが認められなかった被験者の割合
[評価期間:ベースラインからEOTまで(24~52週間)]
5. 投与期間における重度のPEの初回発現までの期間
[評価期間:ベースラインからEOTまで(24~52週間)]
6. Week 8及びWeek 24時点の気管支拡張薬の投与前及び投与後のFEV1のベースラインからの変化量
[評価期間:Week 8及びWeek 24]
FEV1は努力肺活量の1秒量。
7. (維持治療用抗菌薬を使用している被験者における)抗菌薬の新規使用及び/又は追加の日数
[評価期間:ベースラインからEOTまで(24~52週間)]
8. Week 24時点の成人被験者の生活の質の質問票-気管支拡張症(QOL-B)呼吸器症状ドメインスコアのベースラインからの変化量
[評価期間:Week 24]
QOL-Bは、NCFBを有する被験者の症状、機能及び健康関連QOLを評価する、検証済みの自己記入式患者報告アウトカム(PRO)である。
9. Week 24時点のSt. George's Respiratory Questionnaire(SGRQ)総スコアのベースラインからの変化量
[評価期間:Week 24]
SGRQは、慢性気流制限を有する成人被験者の健康状態を測定及び定量化するために設計された質問票で、50項目で構成されている。総スコアの範囲は0~100点である。総スコアに加え、3つのドメイン(症状、活動、[心理社会的]影響)について、要素ごとのスコアも算出される。スコアが低くなるほど生活の質が高いことを示す。
10. Week 24時点のSGRQ総スコアで4点以上ベースラインから減少した被験者の割合
[評価期間:Week 24]
SGRQについては、副次的な評価項目9参照。
11. 治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)、特に注目すべき有害事象(AESI)、重篤な有害事象(SAE)及び治験薬の永続的な投与中止に至った有害事象(AE)の、治験薬投与期間での発現割合
[評価期間:ベースラインから治験終了(EOS)まで(44~72週間)]
12. ベースラインから治験終了までのitepekimabの血清中濃度
[評価期間:ベースラインからEOSまで(44~72週間)]
13. 治験期間を通して治験薬投与下で発現した抗itepekimab抗体(ADA)反応の割合
[評価期間:ベースラインからEOSまで(44~72週間)]
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
Itepekimab(SAR440340又はREGN3500)、プラセボ
なし、なし
サノフィ株式会社
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
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