
治験の目的は、肝臓の病気を持つ患者さんに対して、特別な治療法が安全で効果的かどうかを調べることです。この治療法では、肝臓を移植した後に、ドナーから取った特別な細胞を使って免疫力を高める方法を試します。対象となるのは、再発のリスクが高い肝細胞癌の患者さんです。
男性・女性
18歳以上
上限なし
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の病気を持つ患者さんに対して新しい治療法が安全かどうかを調べるためのものです。具体的には、肝臓の病気(肝硬変)と肝臓のがん(肝細胞癌)を持っている方が対象です。この方々は、肝臓の移植が必要な状態です。 ### 研究の種類 この治験は「介入研究」と呼ばれ、患者さんに新しい治療法を実際に行い、その結果を観察します。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ1」と呼ばれる段階で、主に新しい治療法の安全性を確認することが目的です。 ### 主要な評価方法 治験の中で、肝臓の移植を受けた後の3か月間に、治療によってどのような副作用が出るかを調べます。具体的には、NK細胞という免疫細胞を投与した後に、どれくらいの頻度で副作用が起こるか、その程度はどのくらいかを評価します。 ### その他の評価方法 1. **1年間の安全性**: 肝移植後1年間も同様に、副作用の発生頻度や程度を調べます。 2. **生存期間**: 手術後6か月と1年の時点で、患者さんがどれくらい生きているかを確認します。 3. **免疫応答の影響**: - 手術後の特定の時期に、患者さんの免疫がどのように反応するかを調べます。 - 拒絶反応(移植した肝臓が体に受け入れられない反応)が起こるかどうかも確認します。 - 患者さんの免疫細胞の活性を評価します。 4. **がんの再発**: 肝細胞癌が再発するかどうか、その時期も調べます。 5. **感染症の発症**: 細菌やウイルス、真菌などによる感染症が起こるかどうかも確認します。 この治験は、患者さんの安全を最優先にしながら、新しい治療法の効果を探る重要な研究です。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。
介入研究
肝移植後3か月の安全性(NK細胞投与後の有害事象の発現頻度及びその程度)
1) 肝移植後1年間の安全性(NK細胞投与後の有害事象の発現頻度及びその程度)
2) 全生存期間(術後6か月、1年)
3) 免疫応答への影響
- CFSE-MLRによるドナー特異的免疫応答性の評価(術後1、2、4週)
- 拒絶反応発症の有無
- レシピエント末梢血NK細胞活性評価
4) 肝細胞癌再発の有無、発生時期
5) 感染症発症の有無(細菌感染症、サイトメガロウイルス感染症、真菌感染症等)
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
広島大学病院
広島県広島市南区霞1-2-3
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