この治験の目的は、健康な人々において、AMPA受容体密度が年齢や性別によって変化するかどうかを調べることです。
この治験に参加できる人は、20歳以上70歳未満の男女で、精神・神経疾患の歴史がなく、同意判断能力が十分であることが評価され、文書による同意が得られた人です。また、特定の薬を服用していない、妊娠中や授乳中でない、アルコールに過敏でない、神経内科的疾患を罹患していない、物質関連障害がない、依存物質陽性でない、金属物質の体内埋め込みやペースメーカーがない、MRIスキャナーに適さない頭・首・体の大きさがない、大きな刺青がない、高度の閉所恐怖症がない、脳構造に著しい異形がない、臨床検査値異常がない、他の治験や臨床試験に参加していない人です。研究責任医師等が研究対象者として不適当と判断した人も参加できません。
この治験は、健康な人を対象に行われる介入研究です。主な目的は、健康な人の年齢や性別と、脳内のAMPA受容体密度との関係を調べることです。また、年代や性別、MRI検査の結果など、さまざまな要因と受容体密度との関係も調べます。さらに、投与後7日間の有害事象や、精神症状の評価と受容体密度との関係も調べます。
介入研究
健常者年齢および性別とAMPA受容体密度(SUVR)との相関
・各年代におけるSUVRとLGA-BPNDとの相関
・性別におけるSUVRとLGA-BPNDとの相関
・研究対象者年齢とSUVR、LGA-BPNDとの相関
・研究対象者性別とSUVR、LGA-BPNDとの相関
・部分容積効果補正を適用したSUVR、LGA-BPND と部分容積効果補正を適用しないSUVR、LGA-BPNDとの相関
・MRI検査から得られる測定値とSUVR、LGA-BPNDとの相関
・[11C]K-2投与から7日後までの有害事象
・精神症状評価項目の各スコアとSUVRとの相関
情報なし:
[11C]K-2
未定
横浜市立大学附属病院
神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
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