この治験の目的は、新しい放射性物質を使って脳内の受容体密度を測定する方法を開発し、その性質が臨床応用に適しているかどうかを調べることです。
この治験に参加するための条件は、男性で20歳以上40歳未満で、精神や神経の病気の歴史がなく、同意判断能力が十分で、精神疾患の基準を満たさない人です。ただし、向精神薬や抗精神病薬を服用している人、アルコールに過敏な人、神経内科的疾患を罹患している人、脳腫瘍やてんかんの既往がある人、物質関連障害がある人、金属物質の体内埋め込みやペースメーカーがある人、MRIスキャナーに適さない人、大きい刺青がある人、閉所恐怖症がある人、脳構造に異形がある人、血液や尿検査の基準値が異常な人、心電図やバイタルサインに異常がある人、感染症検査で陽性が出た人、全血採血や成分採血をした人、他の未承認の核医学検査の治験や臨床試験に参加している人、または研究責任医師等が不適当と判断した人は参加できません。
この治験は、健康な人を対象に行われる介入研究です。主な評価方法は、[18F]K-40という物質を使ったPET撮像による画像の解析や血液検査を行い、その物質の分布容積や受容体濃度を測定します。また、[18F]K-40と[11C]K-2という物質を使って、AMPA受容体密度の相関を調べたり、[18F]K-40の最適な撮像時間を検討したり、[18F]K-40を投与された後に起こる有害事象を調べます。
介入研究
[18F]K-40を使用したPET撮像により得られる画像のキネティック解析および血中代謝物分析をもとに算出される[18F]K-40の「分布容積」および「受容体濃度」
①[18F]K-40および[11C]K-2より得られるAMPA受容体密度(SUVR)の相関
②[18F]K-40の最適な撮像時間の検討
③[18F]K-40を投与された研究対象者に発生したPET検査日後から [18F]K-40投与1週後までの有害事象
情報なし:
[18F]K-40
未定
横浜市立大学附属病院
神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
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