廃用症候群患者に対する腰部装着型HALを用いた運動療法
目的
廃用症候群に対する腰部装着型HAL(以下、「HAL腰タイプ」)を用いた運動療法の安全性および有効性を明らかにすること。
お問い合わせ情報
筑波大学附属病院
tymd99@tsukuba-seikei.jp
029-853-3219
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
治験実施組織に直接お問い合わせになる前に、受信中のお医者さまとご相談してください。
参加条件
男性・女性
選択基準
1) 地域包括ケア病棟に入棟している者2) 本人の自由意思による文書同意が可能な者3) 65歳から100歳までの男女4) 座位介助レベル以上(FIM移乗動作3~4を目安)の廃用症候群である者5) HAL腰タイプが装着可能な者。(身長:140~180cm程度、体重:40~80kg程度、腹囲:120cm以下、大腿中間囲:80cm以下、骨盤幅:39cm以下)
除外基準
1) 心臓ペースメーカーなどの能動型埋め込み医療機器を使用している者2) 重篤なを有し運動療法が適応にならない者。たとえば酸素投与を有する心不全・呼吸不全・症状を有する虚血性心疾患、非代償性肝硬変、コントロール不良の糖尿病・高血圧など3) 意識障害・認知症等により、自由意思による研究への参加・不参加の決定が困難である・有効な運動療法の施行が困難な者4) 皮膚疾患などによりHAL生体電極の貼りつけができない者5)その他、研究責任医師または研究分担医師が本試験への参加を不適切と判断した患者
治験内容
介入研究
HAL腰タイプを用いた運動療法の有効性運動療法開始前と比較してTimed Up and Go test (以下、TUG)が運動療法終了時に3.4秒以上短縮したResponderの割合
・TUG、HAL腰タイプを用いた運動療法介入による移動機能(Barthel index (以下、BI), 5回立ち上がりテスト(以下、SS-5)、Functional Independence Measure (以下、FIM)を本試験開始前・終了時・フォローアップ時(運動療法終了後1週・2週)を評価・基礎疾患別の治療効果の評価・廃用症候群に対するHAL腰タイプを用いた運動療法の安全性(同運動療法における疾病等発生の有無を以下のごとく評価)。・その他の疾病等の発生の有無
利用する医薬品等
販売名
組織情報
筑波大学附属病院
茨城県つくば市天久保2-1-1