この治験の目的は、膵臓がんをより正確に診断するために、特定の検査を行う前後で膵液を調べることによって、治療の改善を目指すことです。
この治験に参加できるのは、20歳以上の男性・女性です。画像検査で膵癌を疑う症例、またはIPMNのうち国際診療ガイドラインで”high risk stigmata” または"worrisome features”に分類される症例が対象です。ただし、セクレチンや他の成分に対する過敏症がある人、急性膵炎や慢性膵炎の急性増悪から寛解後2週間以内の人、妊娠中または授乳中の女性、研究薬剤の投与開始前3ヵ月以内に他の研究薬剤又は治験薬の投与を受けた人、または研究責任医師が患者として不適当と判断した人は参加できません。
この治験は、膵癌疑いや膵管内乳頭粘液性腫瘍の治療方法を研究するものです。フェーズ2の介入研究で、治験の主要な結果評価方法は、合成セクレチン負荷後の膵液を用いた細胞診による膵癌の診断能です。また、第二の結果評価方法として、膵液上清中のExosomeおよびcfDNAによる膵癌の診断能、合成セクレチン負荷後のMRI画像による膵癌の診断能があります。
介入研究
・合成セクレチン負荷後の膵液を用いた細胞診による膵癌の診断能(感度、特異度、陽性的中率、陰性的中率、正診率)
1) 膵液上清中のExosomeおよびcfDNAによる膵癌の診断能(感度、特異度、陽性的中率、陰性的中率、正診率)
2) 合成セクレチン負荷後のMRI画像による膵癌の診断能(感度、特異度、陽性的中率、陰性的中率、正診率)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
合成セクレチン
ChiRhoStim(Burtonsville U.S.)
鳥取大学医学部附属病院
鳥取県米子市西町36-1
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。