観察研究

敗血症患者の尿中syndecan-1が血管内皮障害の指標として使えるかを調べる前向き研究

治験詳細画面

目的


敗血症や敗血症性ショックという病気について、血管内皮の構造物であるglycocalyxが傷害されることがあり、その構成成分であるsyndecan-1が増加することが報告されています。今回の治験では、syndecan-1を血液中・尿中で測定し、重症度の予測に関して比較検討することで、より低侵襲な尿検査を開発することを目的としています。また、集中治療室に入室した患者を重症群と軽症群に分け、両群のsyndecan-1の推移や30日死亡等を比較検討する予定です。

対象疾患


敗血症

参加条件


募集前

この治験に参加するための条件は、年齢や性別に制限はありません。ただし、敗血症や敗血症ショックの症状がある人が対象です。敗血症とは、感染症が原因で臓器の機能が悪くなっている状態で、敗血症ショックはさらに重症で、血圧を下げたり、血中乳酸値が高い状態です。ただし、治験に参加するためには、研究に影響を及ぼすと考えられる状態や、膀胱留置カテーテルが挿入できないなどの理由で尿が採取できない場合は除外されます。また、緊急かつ明白な生命の危機がある場合にも参加できません。

治験内容


この治験は、敗血症という病気を対象にしています。研究のタイプは観察研究で、血液中や尿中にあるsyndecan-1という物質の量を比較して、治療の効果を調べます。また、入院時の病状によって重症群と軽症群に分けて、それぞれのグループでsyndecan-1の量や30日後の死亡率などを比較します。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


埼玉医科大学総合医療センター

埼玉県川越市鴨田1981 本館4階

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