この治験は、アトピー性皮膚炎の治療方法を研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ2という段階にあります。治験の目的は、試験終了時に頭頚部を除くEASI100（EASIが0になる）の達成の割合を評価することです。また、試験終了時の頭頚部を除くEASIスコア、POEMスコア、前腕皮膚角質水分量、重篤な有害事象の発現回数、介入行為と因果関係が否定できない有害事象、伝染性膿痂疹の発症の有無、伝染性膿痂疹以外の皮膚感染症の発症の有無、入浴時の痛み（スケール10段階）なども評価します。治験に参加する患者さんは、アトピー性皮膚炎の治療に興味がある方で、治験の介入療法を受けることになります。治験の結果は、アトピー性皮膚炎の治療方法の改善につながることが期待されます。