食物選択行動を規定する要因を探るランダム割付比較試験
目的
若年者において、eye-tracking解析を用いて評価されるより客観的なデータと質問紙で得られたデータに基づき、個人の食事選択行動の要因を探索的に分析・評価することを目的とする。特に、eye-tracking解析における各料理に対する総注視時間を食選択に関連する要因における主要評価項目として評価・検討する。
参加条件
性別
女性
年齢
18歳 以上28歳 以下
選択基準
1. ふつう体型(BMI:18.5~24.9kg/m2)
2. 18歳~28歳までの女子大学生および大学院生
除外基準
1. 男性
2. 18歳未満あるいは29歳以上
3. 日常的(週に4日以上)に朝食を欠食している場合
4. やせ(BMI:18.5未満)あるいは過体重(BMI:25.0kg/m2以上)
5. 大学・大学院等に通学していない場合
6. 妊婦・授乳婦
7. 以前に目に関する手術を行ったことがある(角膜手術など)
8. 遠近両用メガネを使用している場合
9. 日常的に喫煙をしている場合
10. 食事制限(ダイエット)中である場合
11. 食物アレルギーによって食事の摂取内容に注意が必要である場合
12. 鎮痛・抗炎症薬以外の複数の薬剤(糖尿病薬などの空腹になることにより低血糖になりうる疾患に関連した薬剤)を服用している場合
治験内容
介入研究
主要結果評価方法
Eye-trackingデータ
第二結果評価方法
現在の食欲に関する状態(どれくらい空腹か、どれくらい食べたいか)
食行動(現在ダイエットをしているか、ふだんの欠食・自炊・外食の頻度)
食意識(食選択動機、エシカルな消費に関する関心があるか、ふだん栄養成分表示をみるか、DEBQ食行動尺度)