企業治験

筋萎縮性側索硬化症患者に対する新薬PTC857の効果、安全性、耐容性、血中濃度、生体マーカーへの影響を調べる、第2段階のランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験(CARDINALS)

治験詳細画面

目的


「CARDINALS」という治験では、筋萎縮性側索硬化症を持つ成人を対象に、新しい薬PTC857の有効性や安全性、副作用の影響などを調べるための試験を行います。治験は二重盲検方式で行われ、プラセボと比較して効果や影響を評価します。

対象疾患


筋萎縮性側索硬化症

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

80歳以下

選択基準

初回スクリーニング来院時に測定した体格指数が18~35 kg/m2 の18~80歳の男女
初回スクリーニング来院前24ヵ月以内にALSの診断に至る初発症状が生じている方
以下の改訂El Escorial基準のいずれかに該当する方。(i) 臨床的に確実なALS(ii) 臨床的に可能性の高いALS
スクリーニング期間開始時のALSFRS-Rの合計スコアが34以上の方

除外基準

肝不全(肝機能検査[LFT]で、ASTおよび/またはALTが基準値上限[ULN]の3倍以上、またはビリルビンがULNの1.5倍以上と定義、ただしジルベール症候群の場合を除く)
中程度から重度の腎不全(推定糸球体ろ過量[eGFR]60 mL/min未満と定義)
肝不全(肝機能検査[LFT]で、ASTおよび/またはALTが基準値上限[ULN]の3倍以上、またはビリルビンがULNの1.5倍以上と定義、ただしジルベール症候群の場合を除く)
中程度から重度の腎不全(推定糸球体ろ過量[eGFR]60 mL/min未満と定義)

治験内容


この治験は、筋萎縮性側索硬化症という病気に対する新しい治療法を調べるものです。治験のフェーズはフェーズ2で、治験薬を投与して効果や安全性を調べます。主要な評価方法は、治験薬を投与してから24週間後に、ALS機能評価スケール改訂版(ALSFRS-R)という検査で、病気の症状がどの程度改善したかを調べます。また、治験薬を投与してから発生した有害事象や、呼吸機能や運動機能、神経心理的機能、生存期間、生活の質なども評価します。治験薬の安全性や効果を調べるために、患者さんに治験薬を投与して、検査や観察を行います。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

PTC857

販売名

N/A

実施組織


PTC Therapeutics, Inc.

東京都港区港南 2-15-1品川インターシティ A棟 28階

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