本治験の目的は、再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症(nrSPMS)を持つ18〜60歳の男女を対象に、frexalimabという薬の効果と安全性をプラセボと比較して評価することです。治験に参加する被験者は、特定の基準を満たす必要があります。治験は約27〜51か月間行われ、最大27回の来院が必要です。
男性・女性
18歳以上
60歳以下
この治験は、多発性硬化症という病気に対する新しい治療法を調査するための研究です。治験はフェーズ3で行われており、患者の病気の進行や症状の改善について評価します。 主な評価方法として、患者の障害の進行や改善を測定するための検査や評価が行われます。例えば、特定の障害が発現するまでの時間や、MRIや脳容積の変化などが評価されます。また、治験期間中に起こる副作用や血液中の物質の変化も調査されます。 この治験は、新しい治療法が多発性硬化症の患者にどのような効果をもたらすかを詳しく調査することを目的としています。治験の結果は、将来的に患者の治療法の改善につながる可能性があります。
介入研究
1. 6か月間にわたり確認された複合確定障害進行(cCDP)発現までの時間
[評価期間:Week 204まで]
総合障害度評価尺度(EDSS)スコアのベースラインからの増加が、ベースラインが5.5未満の場合は1.0ポイント以上、ベースラインが5.5以上の場合は0.5ポイント以上、又は9 hole peg test(9HPT)でのベースラインの時間からの20%以上の増加、又はTimed 25 foot walk(T25FW)検査でのベースラインの時間からの20%以上の増加と定義する。
1. 3か月にわたり確認されたcCDP発現までの時間
[評価期間:Week 204まで]
2. 3か月又は6か月にわたり確認された複合評価の各項目の発現までの時間
[評価期間:Week 204まで]
3. 確認された障害改善に至るまでの時間
[評価期間:Week 204まで]
6か月にわたり確認された、EDSSスコアのベースラインからの減少が、ベースラインが5.5以下の場合は1.0ポイント以上、ベースラインが5.5超の場合は0.5ポイント以上と定義する。
4. MRIで検出されたT2強調画像の新規及び/又は拡大高信号病変の合計数
[評価期間:Week 204まで]
ベースライン後、治験終了(EOS)来院(同日を含む)までの全ての規定来院時に認められたT2強調画像の個々の新規及び/又は拡大病変の合計数と定義する。
5. 脳MRIスキャンで検出された脳容積減少のEOS時におけるMonth 6からの変化率
[評価期間:Week 24からWeek 204まで]
6. 符号数字モダリティー検査評価での認知機能のEOS時におけるベースラインからの変化量
[評価期間:ベースライン、Week 204まで]
7. 多発性硬化症の影響尺度29項目第2版質問票スコアのベースラインからの経時的な変化量
[評価期間:ベースライン、Week 204まで]
8. 患者報告アウトカム測定情報システム疲労多発性硬化症(MS)-8aのベースラインからの経時的な変化量
[評価期間:ベースライン、Week 204まで]
9. 治験実施計画書で規定する再発判定で評価した治験期間中の再発の年間発現率
[評価期間:Week 204まで]
10. 治験期間中における有害事象(AE)、重篤な有害事象(SAE)、治験薬の投与中止に至ったAE、特に注目すべき有害事象(AESI)、並びに臨床検査、心電図(ECG)、及びバイタルサインの臨床的に重要な可能性のある異常
[評価期間:Week 204まで]
11. 経時的な抗薬物抗体
[評価期間:Week 204まで]
12. 血清中免疫グロブリン濃度のベースラインからの経時的な変化量
[評価期間:Week 204まで]
13. 血漿中ニューロフィラメントL鎖濃度のベースラインからの経時的な変化量
[評価期間:Week 204まで]
14. 経時的な血漿中Frexalimab濃度
[評価期間:Week 204まで]
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
Frexalimab(SAR441344)、プラセボ、MRI造影剤
なし、なし、指定なし
サノフィ株式会社
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。