この治験の目的は、多発性硬化症患者を対象にした新しい薬物tolebrutinibの長期的な安全性と忍容性を調査することです。治験は再発型や進行型の患者を対象に行われ、第III相の継続投与試験として行われます。
参加条件は、以下の条件を満たす方が治験に参加できます。 - 年齢が18歳以上であること - 男性または女性であること - 次のいずれかの条件を満たすこと - 特定の治験薬の試験を完了した多発性硬化症(RMS)、進行性多発性硬化症(PPMS)、又は再発性多発性硬化症(NRSPMS)の患者であること - 国家の緊急事態により治験薬の投与が一時的に停止され、治験来院を完了した患者であること 除外基準には、以下の条件を満たす方は治験に参加できません。 - 持続的な全身性感染症があるか、そのリスクがある方 - 特定の治験薬を使用している患者で、肝炎のリスクがある方 - 過剰なアルコール摂取や薬物乱用の歴がある方 - 心電図異常や出血性障害がある方 - 治験中に特定の薬剤を使用している方 以上が、治験に参加するための条件と除外基準です。治験に参加する際には、これらの条件を満たしているかどうかを確認する必要があります。
この治験は、再発型多発性硬化症や進行型多発性硬化症を対象として行われています。治験の目的は、新しい治療法の効果や安全性を調査することです。 治験はフェーズ3の介入研究で行われており、被験者に対して治験薬を投与して効果や副作用を調査します。治験の期間は約3年間で、被験者の健康状態や治療効果を評価します。 主な評価方法として、被験者が経験する有害事象や異常、障害の進行や再発率、MRI検査結果などがあります。これらの評価を通じて、治験薬の効果や安全性を評価し、患者の病状改善につながる治療法を見つけることを目指しています。
介入研究
1. 有害事象(AE)、重篤な有害事象(SAE)、特に注目すべき有害事象(AESI)及び治験薬の投与中止に至ったAEを発現した被験者数
[評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年]
2. 臨床的に重要な可能性のある異常(PCSA)が認められた被験者数
[評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年]
PCSAは、治験期間中の臨床検査、ECG又はバイタルサイン、並びに磁気共鳴画像(MRI)の安全性に関連する所見に基づき決定される。
1. ピボタル試験からの被験者のみ:6か月間の持続が確認された障害悪化(RMSの場合、確認された障害悪化[CDW])又は確認された障害進行(PPMS及びNRSPMSの場合、確認された障害進行[CDP])発現までの時間。
[評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年]
発現までの時間は、以下の総合障害度評価尺度(EDSS)(ピボタル試験)のベースラインからの持続的な増加と定義する:
- RMS:ベースラインスコアが0の場合は1.5以上、ベースラインスコアが0.5以上5.5以下の場合は1.0以上、ベースラインスコアが5.5超の場合は0.5以上
- PPMS:ベースラインスコアが5.5以下の場合は1.0以上、ベースラインスコアが5.5超の場合は0.5以上
- NRSPMS:ベースラインスコアが5.0以下の場合は1.0以上、ベースラインスコアが5.0超の場合は0.5以上
2. RMSのみの場合,年間再発率(ARR)
[評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年]
治験実施計画書で定義された再発により確定したOL投与期間中のARR
3. MRIで検出された1年あたりのT2強調画像の新規及び/又は拡大高信号病変の数
[評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年]
4. T2強調画像高信号病変の合計容積のベースラインからの変化量
[評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年]
5. ToleDYNAMICサブスタディ:バイオマーカーのベースラインからの変化量
[評価期間:被験者毎にベースラインから12か月後まで]
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
SAR442168(tolebrutinib)、Teriflunomide、プラセボ
なし、なし、なし
サノフィ株式会社
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
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