
治験の目的は、特定の薬(ABBV-438)が、再発または難治性の多発性骨髄腫(R/R MM)という病気の患者にどれだけ安全で効果的かを調べることです。具体的には、以下の点を評価します: 1. ABBV-438の安全性や副作用の程度を確認する。 2. この薬の適切な投与量を見つける。 3. この薬がどれくらい効果があるかを初めて調べる。 4. 体内での薬の動き(吸収や分解の仕方)を理解する。 要するに、この治験は新しい治療法の安全性と効果を確認するためのものです。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる人の条件 1. **年齢**: 18歳以上の方なら誰でも参加できます。年齢の上限はありません。 2. **性別**: 男性でも女性でも参加可能です。 3. **病状の条件**: - 骨髄腫という病気を持っていることが必要です。この病気が再発したり、治療に反応しない状態(難治性)であることが求められます。 - 再発とは、過去に治療を受けた骨髄腫が再び悪化し、治療が必要な状態を指します。 - 難治性とは、最近の治療が効果を示さなかったり、治療後60日以内に病気が進行した場合を指します。 4. **病気の状態の確認**: - 治験に参加するためには、病気の状態を示す数値が必要です。具体的には、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。 - 血液中の特定のたんぱく質(M蛋白)が0.5g/dL以上であること。 - 尿中のM蛋白が200mg以上であること。 - 血液中の遊離軽鎖というたんぱく質が10mg/dL以上で、かつその比率が異常であること。 5. **治療歴**: - これまでに3回以上の治療を受けていて、特定の治療法(PI、IMiD、抗CD38療法)に対して効果がなかったり、治療を受けられない状況であることが必要です。 ### 参加できない人の条件 1. **病歴**: - 骨髄腫によって神経系に影響が出たことがある方は参加できません。 - 特定の肺の病気(特発性肺線維症や薬剤性肺炎など)の既往歴がある方も参加できません。 このような条件を満たす方が治験に参加できる可能性があります。もしご自身が該当するかどうか不明な点があれば、医師に相談してみてください。
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 1. 研究の種類 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、新しい治療法や薬の効果や安全性を調べるために行われます。 ### 2. 治験の段階 現在の治験は「フェーズ1」と呼ばれる段階です。この段階では、主に新しい治療薬が人にどのように影響するかを調べます。 ### 3. 対象となる病気 この治験では「多発性骨髄腫」という病気を対象としています。これは血液のがんの一種です。 ### 4. 安全性の評価 治験中には、参加者が新しい治療薬を使った際にどのような副作用(体に悪い影響)が出るかを調べます。具体的には、以下のことを評価します: - 副作用の種類や重さ - 血液検査や心電図などの健康状態のチェック ### 5. 効果の評価 治療の効果を測るために、医師が治療の結果を評価します。具体的には、以下のようなことを見ます: - 病気がどれだけ改善したか(部分的な改善や完全な改善など) - 改善がどれくらい続いたか - 病気が再発しない期間 - 参加者がどれくらい長生きできたか また、治療薬の血中濃度や体内での動きについても調べます。これにより、薬がどれだけ効果的かをより詳しく理解することができます。 ### まとめ この治験は、新しい治療薬が多発性骨髄腫にどれだけ効果があるか、またその安全性を確認するために行われています。参加者の健康を守りながら、治療法の改善に役立つ重要な研究です。
介入研究
• 治験薬投与下で発現した有害事象(以下「TEAE」)の収集期間中に報告されたすべてのグレードの有害事象(以下「AE」)及び重篤な有害事象(以下「SAE」)の評価に基づき安全性を評価する;臨床検査パラメータ( 例: 血液学的検査,血液生化学検査),バイタルサイン測定, 及び心電図( 以下「ECG」)の結果。
• 有効性の主要評価項目は,国際骨髄腫作業部会(以下「IMWG」)の2016 年版の規準に従った治験責任(分担)医師の評価による部分奏効(以下「PR」),最良部分奏効( 以下「VGPR」) , 完全奏効(以下「CR」),又は厳格な完全奏効(以下「sCR」)の達成である。
その他の有効性評価項目:
• VGPR 以上の達成
• PR,VGPR,CR 又はsCR を達成した被験者の奏効期間( 以下「DOR」)
• 無増悪生存期間(以下「PFS」)
• 全生存期間(以下「OS」)
• 微小残存病変(以下「MRD」)陰性
• ABBV-438 複合体(ADC),総抗体,及び非複合型GRMペイロード(A-1647462)について,該当する場合はノンコンパートメント法を用いて,血清中/血漿中濃度-時間曲線下面積( 以下「AUC」),最高血清中(又は血漿中のペイロードの)濃度(以下「Cmax」),最高(血清中/血漿中) 濃度到達時間( 以下「Tmax」),及び消失半減期 (以下「t½」)などを含む,ABBV-438のPK パラメータ値を測定する。抗薬物抗体(以下「ADA」)を測定し,必要に応じて中和抗体(以下「nAb」)を測定することができる。データの解釈に適切かつ有用な場合は,追加パラメータの算出及び / 又は解析を実施する場合がある。
フェーズ1: 健康な成人が対象
ABBV-438
なし
アッヴィ合同会社
東京都東京都港区芝浦3-1-21
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