この治験は、小児非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)の患者に対して、クロバリマブという薬の有効性や安全性、薬の働き方を評価することを目的としています。
この治験に参加するための条件は、年齢が17歳以上であること、体重が5キログラム以上あること、髄膜炎菌ワクチンを受けていることです。ただし、腎移植を受けたことがある場合は、補体介在性aHUSという病気の既往があることが必要です。治験に参加できない条件は、aHUSとは関係のない腎臓の病気を持っていること、クームス試験が陽性であること、慢性透析や末期腎不全の状態にあることです。
この治験は、非典型溶血性尿毒症症候群という病気を対象に行われています。治験フェーズはフェーズ3で、主要な評価方法は、患者の治療効果を測るComplete TMA responseという指標を使って、治療が有効であるかどうかを調べます。また、治療の安全性や薬物の働き方についても評価します。治験に参加する患者さんたちの安全性には十分に配慮されています。
介入研究
有効性
ベースラインからWeek25までのいずれかの時点でComplete TMA response と判定された患者の割合
安全性、有効性、薬物動態、薬力学
安全性(有害事象),薬力学(補体活性,C5)
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
RO7112689(クロバリマブ)
ピアスカイ注340mg
F. ホフマン・ラ・ロシュ社
東京都中央区日本橋室町 2-1-1
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