特定臨床研究

頭と首のがんに対する短期間の放射線治療の安全性と効果を調べる試験

治験詳細画面

目的


治験の目的は、頭頸部癌(中咽頭癌、下咽頭癌、喉頭癌)に対して新しい放射線治療法を使い、その安全性と効果を調べることです。具体的には、腫瘍に高い線量の放射線を短期間で当てる方法を試しています。

対象疾患


中咽頭癌

参加条件


募集中

男性・女性

20歳以上

上限なし

選択基準

同意取得時の年齢が20歳以上である。
試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。
中咽頭、下咽頭、喉頭のいずれかに原発巣を有する。
原発巣からの生検で組織学的に扁平上皮癌と診断されている。ただし、中咽頭癌の場合は免疫組織化学染色法(IHC)にてp16陰性であること。
①及び②の検査により総合的にIII期~IVB期(UICC-TNM第8版)と診断されている。
登録前14日以内のPerformance status(PS)がECOGの規準で0または1である。
他のがん種に対する治療も含め化学療法の既往がない、かつ脳および頭頸部領域に対する放射線治療の既往がない。また、頭頸部癌に対する根治的外科切除術の既往がない。ただし、診断目的の頸部リンパ節生検は行っていてもよい。
以下の①②のいずれかを満たす。① 頭頸部外科医・耳鼻咽喉科医へのコンサルテーションを行い技術的、機能的に根治的な外科切除が不能だと判断されている。② 担当医は外科切除が可能と判断しているが、患者が外科手術を希望していない。
登録前14日以内の最新の検査値(登録日の2週間前の同一曜日は可)が、以下のすべてを満たす。① 好中球数≧1,500/mm3 ② ヘモグロビン≧9.0 g/dL(登録に用いた検査の採血日前14日以内に輸血を行っていないこと) ③ 血小板数≧10×10^4/mm3 ④ 総ビリルビン≦2.0 mg/dL ⑤ AST≦100 U/L ⑥ ALT≦100 U/L ⑦ eGFR*≧60 mL/min/1.73m2

除外基準

活動性の重複癌を有する(同時性重複癌/多発癌および無病期間が3年以内の異時性重複癌/多発癌。ただし登録前の内視鏡所見で食道癌、胃癌、大腸癌の上皮内癌や粘膜内癌と診断された病変は活動性の重複がんに含めない。また無病期間が3年未満であっても、臨床病期I期の前立腺癌、放射線治療により完全奏効となった臨床病期0期、I期の喉頭癌、完全切除された、以下の病理病期の癌のように5年相対生存率が95%以上相当の癌の既往は活動性の重複癌/多発癌に含めない)。
全身的治療を要する感染症を有する。
登録時に38.0℃以上の発熱を有する。
日常生活に支障をきたす精神疾患または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。
ステロイド薬またはその他の免疫抑制薬の継続的な全身投与(内服または静脈内)を受けている。
HbA1c 8.0%以上のコントロール不良の糖尿病を合併している。
収縮期血圧180 mmHg以上のコントロール不良の高血圧症を合併している。
不安定狭心症(最近3週間以内に発症または発作が増悪している狭心症)を合併、または6か月以内の心筋梗塞の既往を有する。
コントロール不良の、弁膜症、拡張型心筋症、肥大型心筋症を有する。
試験治療中、禁煙、禁酒が不可能であると判断される。
その他、研究責任医師又は研究分担医師が研究対象者として不適当と判断した者。
活動性の重複癌を有する(同時性重複癌/多発癌および無病期間が3年以内の異時性重複癌/多発癌。ただし登録前の内視鏡所見で食道癌、胃癌、大腸癌の上皮内癌や粘膜内癌と診断された病変は活動性の重複がんに含めない。また無病期間が3年未満であっても、臨床病期I期の前立腺癌、放射線治療により完全奏効となった臨床病期0期、I期の喉頭癌、完全切除された、以下の病理病期の癌のように5年相対生存率が95%以上相当の癌の既往は活動性の重複癌/多発癌に含めない)。
全身的治療を要する感染症を有する。
登録時に38.0℃以上の発熱を有する。
日常生活に支障をきたす精神疾患または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される。
ステロイド薬またはその他の免疫抑制薬の継続的な全身投与(内服または静脈内)を受けている。
HbA1c 8.0%以上のコントロール不良の糖尿病を合併している。
収縮期血圧180 mmHg以上のコントロール不良の高血圧症を合併している。
不安定狭心症(最近3週間以内に発症または発作が増悪している狭心症)を合併、または6か月以内の心筋梗塞の既往を有する。
コントロール不良の、弁膜症、拡張型心筋症、肥大型心筋症を有する。
試験治療中、禁煙、禁酒が不可能であると判断される。
その他、研究責任医師又は研究分担医師が研究対象者として不適当と判断した者。

治験内容


治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の喉のがん(中咽頭癌、下咽頭癌、喉頭癌)に対する新しい治療法の効果や安全性を調べるためのものです。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、患者さんに新しい治療を受けてもらい、その結果を観察します。 ### 研究の段階 この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階で行われています。これは、新しい治療法が安全であることが確認された後、その効果をより詳しく調べる段階です。 ### どのように評価するのか 治験では、以下の2つの観点から治療の効果と安全性を評価します。 1. **安全性の評価** - **主な評価方法**: 治療を受けた後、90日以内に重い副作用(Grade 4以上)がどれくらい発生するかを調べます。特に、放射線治療を始めてからの影響を見ます。 - **副次的評価方法**: 治療開始から1年後に、どれくらいの患者さんが嚥下(飲み込むこと)に関する重い障害(Grade 3, 4)を経験したかを調べます。 2. **有効性の評価** - **主な評価方法**: 患者さんがどれくらい長く生きられるか(全生存期間)を調べます。 - **副次的評価方法**: 他にも、治療による副作用の発生割合、がんが完全に消えた割合、がんが再発しない期間、喉の機能がどれくらい保たれたか、患者さんの生活の質(QOLスコア)なども評価します。 ### まとめ この治験は、特定の喉のがんに対する新しい治療法がどれだけ安全で効果的かを調べるために行われています。患者さんの健康や生活の質を向上させることを目指しています。もし参加を考えている場合は、詳しい情報を医療スタッフに尋ねてみてください。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

シスプラチン注射液

販売名

シスプラチン注10mg「日医工」/シスプラチン注25mg「日医工」/シスプラチン注50mg「日医工」等

実施組織


北海道大学病院

北海道札幌市北区北14条西5丁目

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