
治験の目的は、特定の血液型の腎臓を移植する際に、移植前に特定の抗体の量が多い患者に対して、移植直前にエクリズマブという薬を使った場合の効果と安全性を調べることです。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる人 - **年齢**: 18歳以上の大人の方 - **性別**: 男性でも女性でも参加できます。 ### 参加するための条件 - 2026年12月までに湘南鎌倉総合病院で「血液型不適合生体腎移植」という治療を受ける予定の方。 - その治療に参加することに同意していることが必要です。この同意は、書面で確認します。 ### 参加できない人 以下の条件に当てはまる方は、参加できません。 1. すでに特定の病気(補体異常疾患)を持っている方。 2. 重い感染症にかかっている方。 3. 妊娠中または授乳中の女性。 4. 髄膜炎菌ワクチンを受けられない方。 5. 過去に特定の薬(エクリズマブ)に対して重いアレルギー反応を示した方。 6. その他、研究を行う責任者が参加に不適当だと判断した方。 このような条件がありますので、自分が参加できるかどうかを考えてみてください。もし不明な点があれば、気軽に質問してくださいね。
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、慢性腎不全という病気の治療法を研究するためのものです。具体的には、腎臓移植を行う際に、特定の条件を満たすかどうかを調べます。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、実際に新しい治療法を試して、その効果や安全性を確認します。 ### 研究の段階 現在は「フェーズ1」という段階で、これは新しい治療法を初めて人に試す段階です。この段階では、主に安全性を確認します。 ### どんな病気を対象にしているのか 対象となるのは「慢性腎不全」という病気です。これは腎臓の機能が低下している状態で、治療が必要です。 ### どのように評価するのか この治験では、いくつかの重要なポイントを評価します。 1. **主要な評価方法**: - 急性拒絶反応が起こらないこと(移植した腎臓が体に受け入れられること) - TMA(血管の問題)がないこと 2. **第二の評価方法**: - 血液型が合わない腎移植の安全性を調べます。具体的には、移植後の腎臓の機能や拒絶反応、合併症の発生を確認します。 - 免疫学的な評価として、移植日からのいくつかの項目を調べます。これには、特定の抗体の有無や補体という免疫に関わる成分の状態を確認します。 - 臨床評価では、移植から4週間後の腎臓の機能や急性拒絶反応の有無を調べます。 - 合併症の評価では、TMAや感染症、出血などの問題がどれだけ起こるかを確認します。 ### 具体的に調べる内容 - 腎機能の変化(血液検査や尿検査を通じて) - 移植した腎臓が正常に機能しているか(拒絶反応やTMAがないこと) - 補体の活性の変化(免疫の状態を示す数値) この治験は、腎臓移植を受ける患者さんにとって、より安全で効果的な治療法を見つけるための重要なステップです。もしご質問があれば、どうぞお知らせください。
介入研究
急性拒絶反応なしかつTMAなし
血液型不適合腎移植の安全性(移植腎機能、拒絶反応、合併症の発生)
免疫学的評価:移植日を起点とした下記項目
・DSA(MFI 500 未満)の有無
・補体活性(C3/C4 低下、sC5b-9 上昇)の有無
臨床評価:
・移植 4 週間後の移植腎機能(sCr、尿量)
・急性拒絶反応(AMR)の有無
合併症評価:
・TMA、感染症、出血性合併症の発生数
1. 腎機能の推移(sCr、eGFR、尿量、尿蛋白、尿沈渣検査)
2. 移植腎の生着(拒絶反応およびTMAの発生なし、免疫学的安定性、血流の安定)
3. 補体活性の変化(C3およびC4補体値、sC5b-9、CH50、血液型不適合抗体価)
フェーズ1: 健康な成人が対象
エクリズマブ(遺伝子組み換え)点滴静注製剤
ソリリス®点滴静注300mg
医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院
神奈川県鎌倉市岡本1370−1
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