特定臨床研究

くも膜下出血の治療におけるクラゾセンタンと柴苓湯の組み合わせの効果と安全性を調べる試験

治験詳細画面

目的


この治験の目的は、くも膜下出血という病気の患者に対して、クラゾセンタンという薬と柴苓湯という漢方薬を一緒に使うことで、体内に余分な水分がたまる副作用の一つである「胸水貯留」を減らすことです。この治験では、効果を確認するために、効果がない偽薬(プラセボ)と比較します。胸水貯留が減ることで、患者の日常生活の質や満足度が向上することを目指しています。

対象疾患


くも膜下出血

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

同意取得時の年齢が18歳以上の方
本研究の参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人あるいは代諾者の自由意思による文書同意が得られた方
脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の方のうちWFNS gradeI〜III
破裂脳動脈瘤に対する止血処置(開頭クリッピング術やカテーテル治療)を受けた方
脳血管攣縮予防治療として止血治療後48時間以内にクラゾセンタンを使用する方

除外基準

クラゾセンタン投与開始前から胸部レントゲンで神経原性肺水腫を呈している方
クラゾセンタン投与開始前から胸部レントゲンで胸水が貯留している方
ステロイド薬、インターロイキン阻害薬使用中の方
もともと利尿剤内服している方
過去に間質性肺炎、原発性アルドステロン症、偽性アルドステロン症と診断された方
本試験開始前3か月以内に他の試験薬または治験薬の投与を受けた方
クラゾセンタン投与開始前から胸部レントゲンで神経原性肺水腫を呈している方
クラゾセンタン投与開始前から胸部レントゲンで胸水が貯留している方
ステロイド薬、インターロイキン阻害薬使用中の方
もともと利尿剤内服している方
過去に間質性肺炎、原発性アルドステロン症、偽性アルドステロン症と診断された方
本試験開始前3か月以内に他の試験薬または治験薬の投与を受けた方

治験内容


治験コーディネーターとして、治験の内容をわかりやすく説明しますね。 ### 研究の目的 この治験は、くも膜下出血という病気の治療法を調べるための研究です。具体的には、ある薬(柴苓湯)を使った場合と使わなかった場合(プラセボ)で、どのような違いがあるかを比較します。 ### 研究の進め方 - **フェーズ3**: これは治験の段階の一つで、すでに安全性が確認された薬を多くの人に試して、その効果を確認する段階です。 ### どのように評価するのか 治験では、以下のような方法で結果を評価します。 1. **超音波検査**: 発症から3日目、5日目、7日目、9日目、11日目、13日目、15日目に、胸に水がたまっているかどうかを調べます。これを通じて、柴苓湯を飲んだグループと飲まなかったグループで、胸水が出た人の割合を比べます。 2. **レントゲン検査**: 同じく発症からの各日で、胸部のレントゲンを撮り、胸水の有無を確認します。 3. **酸素の必要性**: 患者さんが酸素を必要としなかった日数や、酸素が必要だった人の割合を調べます。 4. **血液検査**: 特定の日に血液を採取し、炎症の指標や心臓の状態を調べます。 5. **脳の状態**: 脳の血管が収縮しているかどうかや、それに関連する脳梗塞の有無を確認します。 6. **遅発性脳虚血障害**: 発症から15日以内に新たに神経の問題が出たかどうかを調べます。 ### まとめ この治験は、くも膜下出血の治療において、柴苓湯がどれだけ効果があるのかを調べるために行われます。患者さんの状態を詳しく観察し、治療の効果や安全性を確認することが目的です。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

柴苓湯エキス

販売名

ツムラ柴苓湯エキス顆粒(医療用)

実施組織


筑波大学附属病院

茨城県つくば市天久保2丁目1-1

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