特定臨床研究

脳出血後の脳血管収縮を予防するためのハイドロコルチゾンの効果と安全性についての研究

治験詳細画面

目的


この治験は、くも膜下出血後の脳血管攣縮を予防するために、ハイドロコルチゾンの効果と安全性を調べるものです。

対象疾患


くも膜下出血
脳動脈瘤

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

86歳以下

選択基準

同意取得時に、年齢が18歳以上86歳未満の方
本研究の参加にあたり、方本人または代諾者の自由意思による文書同意が得られた方。ただし、方が意識障害などで同意能力を欠く場合には代諾者のみの同意を許容します。
くも膜下出血発症24時間以内に適切な治療を受け、発症4日目までの方
脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の方

除外基準

くも膜下出血最重症 (WFNS Grade V)の方
重篤な心機能障害や腎機能障害のある方
ハイドロコルチゾン投与禁忌、本剤成分に対して過敏症の既往がある方、デスモプレシン酢酸塩水和物を投与中の方
くも膜下出血発症前から糖質ステロイドが投与されている方
急性心筋梗塞、有効な抗生剤の存在しない細菌・真菌感染症患者
くも膜下出血最重症 (WFNS Grade V)の方
重篤な心機能障害や腎機能障害のある方
ハイドロコルチゾン投与禁忌、本剤成分に対して過敏症の既往がある方、デスモプレシン酢酸塩水和物を投与中の方
くも膜下出血発症前から糖質ステロイドが投与されている方
急性心筋梗塞、有効な抗生剤の存在しない細菌・真菌感染症患者

治験内容


この治験は、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の治療方法を調べるものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2になります。主要な評価方法は、くも膜下出血後14日以内に症候性脳血管攣縮が出現するかどうかを調べます。また、無症候性脳血管攣縮の出現や、遅発性脳虚血の出現、くも膜下出血後の予後、血清ナトリウム/カリウム値の推移、ナトリウム代謝関連ホルモンの推移、輸液量や尿量の推移なども調べます。さらに、併用療法による層別解析や合併症の出現も評価します。合併症とは、くも膜下出血発症5日目から15日目における肺障害、心障害、消化管出血、電解質異常、感染症などのことを指します。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウム注射液

販売名

水溶性ハイドロコートン 注射液100mg

実施組織


神戸大学医学部附属病院

兵庫県神戸市中央区楠町 7-5-2

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