この治験は、くも膜下出血後の脳血管攣縮を予防するために、ハイドロコルチゾンの効果と安全性を調べるものです。
男性・女性
18歳以上
86歳以下
この治験は、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の治療方法を調べるものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2になります。主要な評価方法は、くも膜下出血後14日以内に症候性脳血管攣縮が出現するかどうかを調べます。また、無症候性脳血管攣縮の出現や、遅発性脳虚血の出現、くも膜下出血後の予後、血清ナトリウム/カリウム値の推移、ナトリウム代謝関連ホルモンの推移、輸液量や尿量の推移なども調べます。さらに、併用療法による層別解析や合併症の出現も評価します。合併症とは、くも膜下出血発症5日目から15日目における肺障害、心障害、消化管出血、電解質異常、感染症などのことを指します。
介入研究
くも膜下出血後14日以内の症候性脳血管攣縮の出現
1. 無症候性脳血管攣縮の出現
2. 遅発性脳虚血の出現(くも膜下出血後3-14日以内)
3. くも膜下出血発症から6ヶ月後の予後 (modified Rankin Scale scoreで評価)
4. くも膜下出血発症から14日間の血清ナトリウム/カリウム値の推移
5. くも膜下出血発症24時間以内、発症3日目、7日目、12日目のナトリウム代謝関連ホルモン(ACTH、コルチゾール、AVP、BNP、レニン、アルドステロン)の推移
6.くも膜下出血発症から14日間の1日輸液量、ナトリウム投与量、尿量、尿中ナトリウム/カリウム排泄量の推移
7. 併用療法による層別解析
8.合併症発生の出現
合併症の定義:くも膜下出血発症 5日目から15日目(ハイドロコルチゾン投与期間中)における合併症(肺障害、心障害、消化管出血、電解質異常、感染症)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウム注射液
水溶性ハイドロコートン 注射液100mg
神戸大学医学部附属病院
兵庫県神戸市中央区楠町 7-5-2
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