この治験は、新しい薬T-817MAの効果を調べるために、脳の画像検査を行い、副作用を評価するものです。治験参加者は、薬を12週間服用し、その後再び検査を受けます。治験の目的は、薬の安全性と有効性を確認することです。
この治験に参加できる人は、20歳以上80歳以下の男性・女性です。参加する前に、治験についての文書に同意し、登録が適格と判断された患者が対象です。ただし、過去に上肢麻痺のため署名が不明瞭な場合は、第三者が同意取得の際に立ち会うことができます。ただし、登録前7日以内に高度な腎機能障害や肝機能障害がある患者、MRIやAMPA-PET検査が禁忌の患者、治験開始後に妊娠を希望し、適切な避妊ができない患者、または治験責任医師が不適当と判断した患者は参加できません。
この治験は、介入研究と呼ばれる種類の研究です。つまり、新しい治療法や薬を試すために、患者さんに実際に治療を行います。その治療の効果や安全性を調べることで、新しい治療法や薬の開発につながることが期待されています。
介入研究
有効性
T-817MA又はプラセボ投与終了時(又は中止時)のFugl Meyer Assessment (FMA)(上肢運動機能)合計点のベースラインからの変化量と[11C]K-2 PET画像値の変化量(第1撮像及び第2撮像)の比較において有意な相関を示す脳領域の同定
その他
1. T-817MA又はプラセボ投与終了時(又は中止時)のFMA(下肢運動機能)合計点のベースラインからの変化量と[11C]K-2 PET画像値の変化率の比較において有意な相関を示す脳領域の同定
2. T-817MA又はプラセボ投与終了時(又は中止時)のWolf Motor Function Test (WMFT)合計点のベースラインからの変化量と[11C]K-2 PET画像値の変化量の比較において有意な相関を示す脳領域の同定
3. T-817MA又はプラセボ投与終了時(又は中止時)のAction Research Arm Test(ARAT)合計点のベースラインからの変化量と[11C]K-2 PET画像値の変化量の比較において有意な相関を示す脳領域の同定
4. T-817MA又はプラセボ投与終了時(又は中止時)のMotor Activity Log (MAL)平均点のベースラインからの変化量と[11C]K-2 PET画像値の変化量の比較において有意な相関を示す脳領域の同定
5. T-817MA又はプラセボ投与終了時(又は中止時)のFunctional Independence Measure(FIM)合計点のベースラインからの変化量と[11C]K-2 PET画像値の変化量の比較において有意な相関を示す脳領域の同定
6. T-817MA又はプラセボ投与終了時(又は中止時)の[11C]K-2 PET画像値の変化量(第1撮像及び第2撮像)の比較において,3群間で有意差を示す脳領域の同定
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
[11C]K-2合成装置、-
公立大学法人横浜市立大学
神奈川県横浜市金沢区福浦三丁目9番地
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