この研究の目的は、関節鏡下腱板修復術後に行われたESTWが、2年間の期間中に患者の機能や腱板修復にどのような影響を与えるかを調べることです。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で、腱板断裂と診断され、関節鏡下腱板修復術を行うことが必要です。また、参加に同意する文書が必要です。ただし、血液障害、凝固障害、抗凝固剤を服用中、血栓症、腫瘍、急性炎症、多発神経障害、照射部の皮膚に疾患がある、長期間コルチゾン治療を受けている、妊婦、MRI撮像上の禁忌条件を有する、植え込み式除細動器やペースメーカーを使用している、または医師の判断により不適当と判断された場合は、参加できません。
この治験は、腱板断裂という病気を対象にした研究で、治療に介入するタイプの研究です。治験のフェーズはフェーズ2で、再断裂評価にSugaya分類という方法を使います。また、疼痛、機能、QOL、心理、画像などの評価方法を用いて、治療の効果を評価します。治験に参加する患者さんは、治療の効果を確認するために、様々な評価方法を受けることになります。
介入研究
Sugaya分類による再断裂評価
1)疼痛評価
NRS
鎮痛薬消費量
Central Sensitization Inventory(CSI)
Pain Detect
2)機能評価
日本整形外科学会肩関節疾患治療成績判定基準(JOA score)
ASES score
Constant score
関節可動域(術前肩診察表もしくは術後肩診察表)
筋力(術前肩診察表もしくは術後肩診察表)
DASH(Disability of the Arm, Shoulder, and Hand)
3)QOL評価
SF-36v2
4)心理評価
Hospital Anxiety and Depression Scale (HADS)
5)画像評価
単純MRIによるSugaya分類(修復腱板の評価)とcuff repair integrity score、Goutallier分類(腱板筋群の評価)
6)疾病等
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
群馬大学医学部附属病院
群馬県前橋市昭和町三丁目39番22号
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