この治験は、消化管の病気を手術で治療する際に、特殊な染料を使って病変の位置を正確に把握し、適切な手術を行うことができるかどうかを調べるものです。
参加条件は以下の通りです。 対象年齢:20歳以上で上限はありません。男性でも女性でも参加できます。 選択基準: 1. 胃がんや食道胃接合部がんと診断された患者。 2. 上部消化管内視鏡検査や上腹部造影CT検査で、治癒切除可能なT1ステージの胃がんと診断された患者。 3. 治験に参加する前に、患者本人が同意文書に署名し、日付を記入している患者。 除外基準: 1. ICGやヨードにアレルギーがある患者。 2. 試験を安全に実施できないと判断された患者。
この治験は、早期胃癌や食道胃接合部癌を対象として行われています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2の段階に進んでいます。主な結果評価方法は、切除前に決めた断端までの距離と実際の切除標本における断端確保距離との差を調べることです。また、術中ICG検出割合や手術時間、術後病理組織検査結果なども評価されます。治験の目的は、手術時のICG検出技術を用いて、がんの切除範囲をより正確に決定することにあります。
介入研究
症例毎に切除前に決めた断端までの距離と切除標本における実測断端確保距離との差
術中ICG検出割合、漿膜面から見たICGの大きさ、上部消化管内視鏡検査合併症発生割合、ICG副作用発生割合、手術時間、出血量、術後病理組織検査結果(深達度・近位断端・遠位断端)、術後合併症発生割合、術中追加切除の有無
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
インドシアニングリーン注射液
ジアグノグリーン注射液
名古屋大学医学部附属病院
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
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