特定臨床研究
大きな腸のポリープに対する新しい手術法の効果を調べる試験
目的
この治験は、大腸の腫瘍を内視鏡的に取り除く方法について、新しい方法と既存の方法を比較し、新しい方法の安全性と有用性を評価することを目的としています。また、新しい方法に使用する器具の性能評価も行います。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で、男性でも女性でも参加できます。ただし、以下の条件を満たす必要があります。まず、大腸に20-30mm大の非有茎性大腸腫瘍があること、そして、治療後28日間の経過を追跡することができること、さらに、本研究に参加することについて十分に説明を受け、理解した上で自由意志に基づいて同意が得られたことが必要です。ただし、以下の場合は参加できません。すでにこの治験に参加したことがある場合、炎症性腸疾患や大腸ポリポーシス症例、ステロイド剤や抗血小板剤などの薬を継続的に使用している場合、血液凝固機能疾患や透析を要する腎疾患、持続酸素投与を要する呼吸器疾患の場合、妊娠中、または妊娠の可能性がある、または授乳中の場合、精神疾患や精神症状を合併している場合、活動性の細菌あるいは真菌感染症を有する場合、大腸深部浸潤癌を疑う場合、当該病変に対する治療を実施されたと考えられる場合、その他、研究責任者が研究対象者として不適当と判断した場合です。
治験内容
この治験は、大腸腺腫、早期大腸癌、鋸歯状ポリープという病気に対して、新しい治療法を試すものです。治験の段階はフェーズ3で、治療の効果や安全性を調べるために行われます。治療の方法は介入研究と呼ばれ、患者さんに新しい治療法を試してもらいます。治療の効果を評価するために、断端陰性一括切除割合という指標を使います。また、平均術時間や有害事象なども調べます。治験の結果は、新しい治療法の開発に役立ちます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
断端陰性一括切除割合
第二結果評価方法
① 平均術時間
② 局在、肉眼型による調整後断端陰性一括切除割合
③ 肉眼型別断端陰性一括切除割合
④ 一括切除割合
⑤ ESD治療に要した医療コスト
⑥ 有害事象(術中穿孔、遅発性穿孔、後出血、内視鏡切除後凝固症候群)
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
静岡県立静岡がんセンター
静岡県駿東郡長泉町下長窪1007
同じ対象疾患の治験
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。