この治験は、肝硬変患者に亜鉛を投与することで、蛋白エネルギー代謝やサルコペニアという予後因子にどのような影響があるかを調べるものです。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、肝硬変と診断されていて、サルコペニア(筋肉量の低下)がある人、亜鉛不足の症状がある人、低亜鉛血症がある人、Child-Pughスコアが10点以下の人、1年以上自立していて食事量が一定の肝硬変患者が対象です。また、試験に参加する前に、詳しく説明を受けて理解し、自分自身の意思で同意書にサインできる人が条件です。ただし、Child-Pughスコアが11点以上の低肝予備能を持つ人、重篤な合併症を持つ人、または医師が不適当と判断した人は参加できません。重篤な合併症とは、がんの進行や重症感染症などを指します。
この治験は、肝硬変やサルコペニアという病気を対象に、新しい治療法を試す研究です。治療法には、薬やその他の介入が含まれます。主な目的は、48週間後にサルコペニアの改善があるかどうかを調べることです。また、筋肉量や身体測定、握力、エネルギー代謝、蛋白代謝、内臓脂肪面積などを評価するために、様々な検査を行います。
介入研究
48週間後のサルコペニアの改善
インピーダンス法による筋肉量・身体測定、握力 ・間接熱量計の評価(エネルギー代謝の評価)・血清蛋白の評価(蛋白代謝の評価)・背景因子・内臓脂肪面積計測
情報なし:
酢酸亜鉛水和物製剤
ノベルジン錠
兵庫医科大学病院
兵庫県西宮市武庫川町1-1
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