口腔がんの放射線化学療法中に起こる重度の口腔粘膜炎を予防するために、ノベルジンという薬の効果を調べる試験です。
男性・女性
18歳以上
90歳以下
この治験は、口腔癌の治療について研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ1という段階で行われます。治験の主な目的は、放射線化学療法中に起こる口腔粘膜炎の発生率を調べることです。治験では、過去のデータと比較して、治療が完遂できた患者の割合や、血清亜鉛濃度が低い患者と正常な患者の口腔粘膜炎の程度についても調べます。
介入研究
放射線化学療法中に観察された最も高い口腔粘膜炎Grade値(CTCAE v4.0)を用い、Grade3以上の口腔粘膜炎の発生割合をヒストリカルデータと比較検討する。
1. 放射線化学療法の完遂率(予定した照射線量の放射線照射と化学療法が完遂できた患者数/全患者数)を過去に報告されたヒストリカルデータと比較検討する。
2. 血清亜鉛濃度低値群(放射線化学療法終了時の血清亜鉛濃度が、80μg/dL未満の患者)と血清亜鉛濃度正常群(放射線化学療法終了時の血清亜鉛濃度が、80μg/dL以上の患者)の2群に分けて、2群間の口腔粘膜炎Grade値に有意差があるか検討する。
フェーズ1: 健康な成人が対象
酢酸亜鉛水和物製剤
ノベルジン
広島大学病院
広島県広島市南区霞1-2-3
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。