この治験は、日常生活の食事や睡眠がアレルギー性鼻炎にどのような影響を与えるかを調べるものです。具体的には、症状の増悪や寛解との関係性を明らかにすることを目的としています。
この治験に参加するための条件は、年齢や性別に制限はありません。ただし、以下の条件を満たす必要があります。まず、山梨県に住んでいる大学生または大学院生であること。また、スギまたはヒノキによるアレルギー性鼻炎であることが医療機関で診断されていること。日常生活の記録ができること、そして、参加に同意する文書に署名できることが必要です。一方、以下の条件を満たす人は参加できません。アレルギー性鼻炎が長期的に治っている人、研究者や研究に関わる人から不当な利益を受ける可能性がある人、また、研究責任者や研究分担者が参加を不適当と判断した場合です。
この治験は、アレルギー性鼻炎の患者さんを対象に、症状の程度と食事や睡眠などの生活習慣やアレルギー反応に関する検査結果との関係を調べるものです。具体的には、食事の時間や朝食の有無、睡眠時間のズレなどが症状に影響を与えるかどうか、また、スギ・ヒノキ花粉症の患者さんについては、花粉の飛散量やアレルギー反応に関する検査結果と症状の関係を調べます。
観察研究
アレルギー性鼻炎患者の症状の程度と食事摂取開始時間のズレとの相関
アレルギー性鼻炎患者の症状の程度と朝食摂取の有無との相関
アレルギー性鼻炎患者の症状の程度と睡眠時間のズレとの相関
アレルギー性鼻炎患者の症状の程度とスギ・ヒノキ特異的IgE値との相関
スギ・ヒノキ花粉症患者のアレルギー症状の程度とスギ・ヒノキ花粉飛散量との相関
情報なし:
利用する薬品情報はありません
山梨大学医学部
山梨県中央市下河東1110
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