非特定臨床研究

手術できない進行した食道がんに対する新しい治療法の効果と安全性を調べる研究

治験詳細画面

目的


この治験の目的は、手術ができない進行した食道がんの患者に対して、新しい治療法の効果と安全性を調べることです。具体的には、特定の薬(ペムブロリズマブ、シスプラチン、フルオロウラシル)と短期間の放射線治療を組み合わせて行い、その結果、手術が可能になるかどうかを確認します。

対象疾患


食道扁平上皮癌
切除不能

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

登録日の年齢が18歳以上である。
測定可能病変の有無は問わない。
試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。
食道原発巣の内視鏡生検にて、組織学的に扁平上皮癌、腺扁平上皮癌、類基底細胞癌のいずれかと診断されている。
食道原発巣の主座が胸部食道(UICC-TNM 第8版)に存在する。
頸胸腹骨盤部造影CT検査にて、肉眼的な根治切除が不能と判断される。
頸胸腹骨盤部造影CTにて、鎖骨上リンパ節転移以外の遠隔臓器転移を認めない。
Performance status (PS)はECOGの規準で0または1である。
食道癌に対する治療歴がない。
本試験治療で用いる放射線照射野と重複する範囲に対する放射線療法の既往がない。
登録前28日以内の最新の検査値(登録日の2週間前の同一曜日は可)が、規定値を満たす。
導入療法により切除可能と判断された場合、外科切除術を含めた治療を希望する。

除外基準

ペムブロリズマブ、シスプラチン、フルオロウラシルいずれかの薬剤にアレルギーの既往を有する。
活動性のB型肝炎(HBs抗原陽性)又はC型肝炎(HCV抗体陽性)を有する。
全身的治療を要する活動性の感染症を有する(局所感染は除く)。
臨床的に問題となる心疾患、間質性肺炎、コントロール不良の糖尿病・高血圧を有する。
登録前3年以内にその他の悪性腫瘍の既往を有する。ただし、局所治療により治癒と判断される病変、全身化学療法を必要としない非転移性前立腺がん、その他の治療を必要としない又は本試験治療が不利益とならないと予想される悪性腫瘍については組み入れ可能。
ペムブロリズマブ、シスプラチン、フルオロウラシルいずれかの薬剤にアレルギーの既往を有する。
活動性のB型肝炎(HBs抗原陽性)又はC型肝炎(HCV抗体陽性)を有する。
全身的治療を要する活動性の感染症を有する(局所感染は除く)。
臨床的に問題となる心疾患、間質性肺炎、コントロール不良の糖尿病・高血圧を有する。
登録前3年以内にその他の悪性腫瘍の既往を有する。ただし、局所治療により治癒と判断される病変、全身化学療法を必要としない非転移性前立腺がん、その他の治療を必要としない又は本試験治療が不利益とならないと予想される悪性腫瘍については組み入れ可能。

治験内容


治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の種類の食道がん(切除不能局所進行食道扁平上皮癌)に対する新しい治療法の効果を調べるためのものです。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、患者さんに新しい治療を行い、その結果を観察します。 ### 研究の段階 現在、この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階にあります。これは、新しい治療法が安全であることが確認された後、その効果をさらに詳しく調べる段階です。 ### 対象となる病気 対象となるのは、手術で取り除くことができない食道のがんです。このがんは、食道の細胞が異常に増えてしまう病気です。 ### どのように効果を測るか 治験では、以下のような結果を評価します: 1. **2年生存割合**:治療を受けた患者さんが2年後に生きている割合を調べます。 2. **根治切除割合**:がんを完全に取り除ける手術ができた患者さんの割合。 3. **病理組織学的完全奏効**:がん細胞が完全に消えたかどうかを調べます。 4. **無増悪生存期間**:がんが再発せずに生きている期間。 5. **全生存期間**:治療を受けた患者さんが生きている全体の期間。 6. **無遠隔転移生存期間**:がんが他の場所に転移せずに生きている期間。 7. **再発形式・割合**:がんが再発した場合の種類や割合。 8. **CPS別の有効性**:特定の条件に基づいて治療の効果を調べます。 9. **有害事象発生割合**:治療によって起こる副作用の割合。 10. **周術期合併症発生割合**:手術前後に起こる合併症の割合。 11. **重篤な有害事象発生割合**:特に重い副作用がどれくらい起こるかを調べます。 この治験を通じて、新しい治療法がどれだけ効果的か、またどのような副作用があるかを明らかにし、将来的に患者さんにとってより良い治療法を提供できるようにすることが目的です。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)、フルオロウラシル、シスプラチン

販売名

キイトルーダ点滴静注100 mg、フルオロウラシル注250mg「トーワ」、フルオロウラシル注1000mg「トーワ」、シスプラチン点滴静注10mg「マルコ」、シスプラチン点滴静注25mg「マルコ」、シスプラチン点滴静注50mg「マルコ」

実施組織


国立がん研究センター東病院

千葉県柏市柏の葉6丁目5番1号

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