
治験の目的は、心臓の大動脈弁が狭くなった患者に対して行う特別な治療(TAVI)の後に、特定の薬(SGLT-2阻害薬)を追加することで、従来の治療よりも効果があるかどうかを調べることです。また、心臓の状態を調べる方法を使って、この薬がどのように働くのかを明らかにすることも目的としています。
男性・女性
70歳以上
90歳以下
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、特定の治療法がどのように効果を発揮するかを調べるものです。具体的には、心臓の病気である「大動脈弁狭窄症」という病気の治療に関する研究です。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ4」と呼ばれる段階で行われています。これは、すでに承認された薬の効果や安全性をさらに調べるための研究です。 ### どのように評価するのか 治験では、以下の2つの評価方法を使って、治療の効果や安全性を確認します。 1. **主要な評価方法** - 治療を始めてから168日(約24週間)後に、心臓の機能を調べるための「心エコー図」という検査を行います。この検査で、心臓の拡張機能がどのように変わったかを測定します。 2. **副次的な評価方法** - **効果に関する評価**: 同じく168日後に、心エコー図で他のいくつかの指標(心臓の大きさや筋肉の重さ、心臓の動きの効率など)を調べます。また、血液検査で心臓のストレスを示す「NT-proBNP」という値や、体重の変化、心不全による入院や死亡といった心血管イベントの発生も確認します。 - **安全性に関する評価**: 治療中に起こる可能性のある副作用(脱水、腎臓の問題、低血糖、感染症など)の頻度も調べます。 この治験は、患者さんの心臓の健康を改善するための新しい治療法の効果と安全性を確認するために行われています。患者さんが参加することで、より良い治療法の開発に貢献することができます。
介入研究
内服開始168日 (24週) 後の心エコー図検査のΔE/e’(左室拡張機能障害の指標の変化)
【有効性の副次評価項目】
• 内服開始168日 (24週) 後の心エコー図検査のΔLAVi(左房容積指標の変化)、ΔLVMi(左室筋重量指標の変化)、ΔLVEF(左室駆出率の変化)、ΔSPAP(収縮期肺動脈圧の変化)、ΔTAPSE(三尖弁輪収縮速度の変化)、ΔS'(右室収縮能の指標の変化)、ΔFAC(右室面積収縮率の変化)
• 内服開始168日 (24週) 後のNT-proBNP値、ΔNT-proBNP、NYHA class、体重の変化
• 心血管イベント(死亡、心不全入院)
【安全性の副次評価項目】
• 有害事象(脱水、急性腎障害、低血糖、アシドーシス、尿路感染)の発生頻度
フェーズ4: 市販薬の再調査
エンパグリフロジン
ジャディアンス10mg錠
千葉大学医学部附属病院
千葉県千葉県千葉市中央区亥鼻1−8−1
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