
この治験の目的は、エンホルツマブ ベドチン(EV)という治療法を受けている患者さんにおいて、皮膚の問題がよく起こることから、その予防策として亜鉛を補充する効果を調べることです。先行研究では、皮膚の症状が出ると亜鉛の値が下がることがわかっており、亜鉛を補うことで皮膚の問題を軽減できる可能性があります。この研究を通じて、EV治療を続けやすくする新しい方法を見つけたいと考えています。
男性・女性
下限なし
上限なし
治験についての説明をわかりやすくしますね。 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、特定の治療法がどのように効果を持つかを調べるためのものです。具体的には、フェーズ2という段階で行われており、これは新しい治療法の効果や安全性をさらに詳しく調べるための段階です。 対象となる病気は「進行尿路上皮癌」と「エンホルツマブ ベドチン関連皮膚障害」というもので、これは特定のがんとその治療に関連する皮膚の問題です。 この治験では、主に以下のことを調べます: 1. **皮膚の問題の発生率**:エンホルツマブ ベドチンという薬を使い始めてから3か月以内に、重い皮膚の問題(Grade 3以上)がどれくらいの人に起こるかを見ます。 さらに、以下のことも調べます: 2. **全ての皮膚の問題の発生率**:軽いものから重いものまで、どれくらいの人に皮膚の問題が起こるか。 3. **味覚の問題の発生率**:この薬を使ったときに、味がわからなくなる人がどれくらいいるか。 4. **薬の量を減らしたり、休止したり、中止したりする人の割合**:治療を続ける中で、薬の量を減らしたり、治療を一時的にやめたりする人がどれくらいいるか。 5. **皮膚の問題が起こるまでの期間**:治療を始めてから、どれくらいの時間で皮膚の問題が出てくるか。 6. **皮膚の問題が改善するまでの期間**:問題が出てから、どれくらいで良くなるか。 7. **血清亜鉛値の変化**:血液中の亜鉛の量がどのように変わるか。 この治験は、患者さんがどのようにこの薬に反応するかを理解するために重要です。治療の効果や副作用を詳しく調べることで、今後の治療法の改善につながることを目指しています。
介入研究
エンホルツマブ ベドチン(EV)投与開始後3か月以内に発生したGrade 3以上の皮膚障害発症率(CTCAE v5.0に準拠)
1. 全Gradeの皮膚障害発症率
2. 味覚障害発現率
3. EVの減量・休薬・中止率
4. EV投与継続率
5. 皮膚障害発現までの期間
6. 皮膚障害改善までの期間
7. 血清亜鉛値の推移
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
酢酸亜鉛水和物
ノベルジン錠
東京都立駒込病院
東京都文京区本駒込3-18-22
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