この治験の目的は、遮光眼鏡の設計に関する基礎理論を確認することです。具体的には、客観的で定量的な遮光眼鏡設計システムを開発するために、実験を行います。
この治験に参加できる人は、20歳以上80歳以下の男性・女性です。治験に参加するためには、網膜色素変性患者で、小数視力が0.1以上で、遮光眼鏡を使用した経験がある必要があります。ただし、硝子体黄斑牽引症候群、黄斑浮腫、糖尿病網膜症、外眼部の炎症や感染症、重度のドライアイ、網膜中心動脈閉塞症、後部虚血性視神経症、視神経疾患の既往、中等度以上の核白内障、前嚢下及び後嚢下白内障、後発白内障を伴う黄斑病変を持つ人、または試験医師が不適当と判断した人は参加できません。
この治験は、網膜色素変性という病気について調べるものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ1という段階で行われます。治験の主要な結果評価方法は、Pelli-Robsonチャートによるコントラスト感度です。また、矯正logMAR視力、ellipsoidzone長、Humphrey静的視野検査10−2プログラムの中心4点平均網膜感度、Mean Deviation値、コントラスト視力、17-item Utah Photophobia Symptom Impact Scale(UPSIS-17)などの評価方法もあります。これらの評価方法を使って、羞明の程度や視力の改善などを調べます。
介入研究
Pelli-Robsonチャートによるコントラスト感度
1)矯正logMAR視力:視力を評価する。
2)ellipsoidzone長:網膜形態を評価する。
3)Humphrey静的視野検査10−2プログラムの中心4点平均網膜感度、およびMean Deviation値:視野感度を評価する。
4)コントラスト視力:昼間視、薄暮視、グレア負荷有無条件下での視力を評価する。
5)17-item Utah Photophobia Symptom Impact Scale(UPSIS-17)4)日本語訳*:質問形式によるアンケートで羞明の程度を数値化する。
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
千葉大学医学部附属病院
千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
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