この治験は、CTEPH患者を2つのグループに分けて、2つの薬剤の有効性と安全性を比較し、最適な治療法を見つけることを目的としています。
この治験に参加できる人の条件は、20歳以上で男性でも女性でもいいです。肺高血圧症という病気で、特定の検査で診断された人が対象です。また、歩行距離が150m以上ある人で、治験に参加することに同意している人が対象です。ただし、過去に薬に対して過敏症がある人や、腎臓や肝臓の機能が重度に障害されている人、妊娠中の女性、過去3か月以内に薬を投与された人、特定の薬を服用中の人、肺動脈バルーン拡張術が必要な人は参加できません。
この治験は、慢性血栓塞栓性肺高血圧症という病気を対象にした研究で、治療に介入する方法を用いて行われます。治療開始後20週(±2週)において、治療前後の検査指標の変化を調べます。検査指標の変化とは、治療前後での血行動態指標、運動耐容能、自覚症状、心エコー指標、BNP値、副作用発現の変化を指します。また、治療開始後20週時点で、血行動態指標、安全性、副作用、運動耐容能、自覚症状、心エコー評価指標、BNP値などを評価します。治験の目的は、この病気に対する治療法の開発につながることです。
介入研究
治療開始後20週(±2週)において、各群における治療前後の検査指標の変化の記述。
※検査指標の変化とは治療介入前後での血行動態指標、運動耐容能、自覚症状、心エコー指標、BNP値、副作用発現の変化を指す。
治療開始後20週時点での以下の項目。
1. 血行動態指標(PVR、心係数、平均肺動脈圧、動脈圧)の変化
2. 安全性1)各薬剤最大用量まで到達した割合
3. 安全性2)リオシグアト:6.0 mg/日以上、セレキシパグ:2000μg/日以上まで増量可能であった割合
4. 副作用の割合
5. 運動耐容能(6分間歩行試験)
6. 自覚症状(WHO機能分類)、emPHasis 10スコア
7. 心エコー評価指標
8. BNP値
情報なし:
リオシグアト、セレキシパグ
アデムパス錠0.5mg、アデムパス錠1.0mg、ウプトラビ0.2mg錠、ウプトラビ0.4mg錠
名古屋大学医学部附属病院
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
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