T細胞リダイレクト抗体JNJ-80948543の第1相試験は、NHLやCLLを持つ患者を対象に行われる治験です。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、B細胞性非ホジキンリンパ腫(NHL)や慢性リンパ性白血病(CLL)といった疾患を対象として行われています。治験の目的は、新しい医薬品の安全性や効果を評価することです。 治験はフェーズ1で行われており、主な評価方法としては、投与された医薬品によって引き起こされる有害事象や重症度の評価が含まれます。また、医薬品の血中濃度や抗薬物抗体の存在も調査されます。 治験の結果評価方法には、奏効率や奏効期間などが含まれており、参加者の病状や治療効果を評価するための基準が設けられています。 治験の結果は、新しい医薬品の安全性や有効性を評価するために重要な情報を提供することが期待されています。
介入研究
・用量制限毒性(DLT)の発現割合:2年5ヶ月まで:DLTの発現割合が評価される。DLT は次のいずれかとして定義される: 高レベルの非血液毒性、または血液毒性。
・有害事象(AE)の発現割合:2年5ヶ月まで:有害事象とは、治験中に医薬品(治験薬を含む) が投与された参加者に生じた、あらゆる好ましくない医療上のできごとをいう。有害事象は必ずしも医薬品の投与との因果関係が認められるもののみを指すわけではない。
・重症度別のAE発現割合:2年5ヶ月まで:重症度のグレード評価は,National Cancer Institute Common Terminology Criteria for Adverse Events(NCI-CTCAE) に従って行う。
Grade 1(軽度)からGrade 4(生命を脅かす)までの重症度スケール:Grade 1 = 軽度、Grade 2 = 中等度、Grade 3 = 重症、Grade4 = 生命を脅かす、及びGrade5 = 有害事象による死亡。
サイトカイン放出症候群 (CRS) および免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群 (ICANS) についてはAmerican Society for Transplantation and Cellular Therapy(ASTCT)ガイドラインに従ってグレード判定を行う。
・JNJ-80948543の血清中濃度:2年5ヶ月まで:JNJ-80948543濃度の測定のため、バリデートされた特異的、かつ、高感度な測定法により血清試料を分析する。
・JNJ-80948543に対する抗薬物抗体の存在:2年5ヶ月まで:JNJ80948543に対する抗薬物抗体が存在する参加者の数を評価する。
・全奏効率(ORR):2年5ヶ月まで:ORRは、最良効果がPR以上であった参加者の割合と定義する。
・完全奏効(CR)率:2年5ヶ月まで:CR率は、最良効果でCRを達成した参加者の割合と定義する。
・ワルデンシュトレームマクログロブリン血症(WM)の参加者のVery Good Partial Response(VGPR)以上の達成率:2年5ヶ月まで:WMを有する参加者での使用が計画されている効果判定規準には、VGPRというカテゴリーが含まれる。これはPRよりも良好だがCRほどではないものと臨床的に理解されている。WMを有する参加者について、この割合は、最良効果が VGPR 以上であった参加者の割合と定義する。
・奏効までの期間 (TTR):2年5ヶ月まで:TTRは、PRまたはCRの奏効を達成した参加者における、治験薬の初回投与から、PRまたはCRの最初の奏効が認められた時点までの期間で定義される。
・奏効期間(DOR):2年5ヶ月まで:DORは、PR以上の奏効を達成した参加者において、PR以上の最初の奏効が認められた日から、進行又は死亡のエビデンスが最初に記録された日までの期間で定義される。
フェーズ1: 健康な成人が対象
JNJ-80948543
なし
ヤンセンファーマ株式会社
東京都千代田区西神田3-5-2
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