企業治験

乳がん患者の治療についての試験:HER2が低く、ホルモン受容体が陽性で、転移がある場合に、内分泌療法で病気が進行した患者に対して、トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)と医師が選択した化学療法を比較する試験(DESTINY-Breast06)

治験詳細画面

目的


この治験は、HER2低発現ホルモン受容体陽性の転移性乳癌に対する内分泌療法で病勢進行が認められた患者に対して、医師選択化学療法と比較して、トラスツズマブ デルクステカンの有効性、安全性、認容性を評価するものです。

対象疾患


転移性乳癌
転移性
乳癌

参加条件


募集終了

この治験に参加できる人は、18歳以上105歳以下の男性または女性です。乳がんが進行しているか、転移していることが確認された人で、HER2というタンパク質が低発現または陰性であることが確認された人が対象です。また、化学療法を受けたことがなく、治験で必要な十分な腫瘍組織検体があることが必要です。さらに、内分泌療法や標的療法を受けたが病勢が進行した人、または2つ以上の内分泌療法を受けた人が対象です。ただし、肺特異的な疾患や心血管疾患、感染症などがある場合は除外されます。また、過去に同じ治療を受けたことがある人や他の臨床試験に参加している人も除外されます。

治験内容


この治験は、進行又は転移性乳癌を持つ患者さんを対象に行われます。フェーズ3の治験で、主な評価方法は無増悪生存期間(PFS)です。これは、治療を始めてから病気が進行するまでの期間を測定するもので、最大で60ヵ月評価されます。また、全生存期間(OS)や奏効率(ORR)なども評価されます。治験の安全性や認容性も調べられ、健康関連生活の質についても評価されます。治験に参加する患者さんは、治験担当医によって詳しく説明されます。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

トラスツズマブ デルクステカン、カペシタビン、パクリタキセル、nab-パクリタキセル

販売名

エンハーツ、未定、未定、未定

実施組織


第一三共株式会社

東京都品川区広町1-2-58

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