この治験は、抗TNF療法が効果がなかった中等症から重症の化膿性汗腺炎患者に対して、ウパダシチニブの効果と安全性を調べるための第III相の試験であり、無作為化、プラセボ対照、二重盲検試験となっています。
男性・女性
12歳以上
上限なし
この治験は、化膿性汗腺炎という病気に対する新しい治療法を調べるものです。治験は、介入研究と呼ばれるタイプで、フェーズ3という段階にあります。治験の主な目的は、化膿性汗腺炎の臨床反応を評価することです。具体的には、膿瘍や炎症性結節の数が50%以上減少し、膿瘍数や排膿性瘻孔数が増加していない被験者の割合を調べます。また、治験では、痛みの程度や生活の質なども評価します。治験の評価期間は、ベースラインから第16週までです。
介入研究
化膿性汗腺炎の臨床反応(HiSCR)50を達成した被験者の割合
HiSCR 50は、膿瘍及び炎症性結節(AN)の総数が少なくとも50%減少し、かつベースラインと比較して膿瘍数及び排膿性瘻孔数が増加していないと定義する
[評価期間:ベースラインから第16週まで]
・化膿性汗腺炎の臨床反応(HiSCR)75を達成した被験者の割合。
HiSCR 75は、ベースラインと比較して膿瘍及び炎症性結節(以下 「AN」 )数が少なくとも75%減少し、かつ膿瘍数及び排膿性瘻孔数が増加していないと定義する。
[評価期間:ベースラインから第16週まで]
・ベースライン時のNRSが3以上の被験者において、投与4週時にNRS(NRS30)を達成した被験者の割合。
想起期間中の最悪の皮膚疼痛に基づくHS関連皮膚疼痛の患者による概括評価(PGA)において、NRSスケールがベースラインから2単位以上減少かつ30%以上減少。PGA皮膚疼痛は11点数値化スケールであり、 0(皮膚疼痛なし)から10(想像できる最悪の皮膚疼痛)の範囲で評価される。
[評価期間:ベースラインから第4週まで]
・第1ピリオドにおける化膿性汗腺炎(HS)再燃の発現率。
ベースラインと比較してAN数が絶対値で2以上増加し、AN数が25%以上増加することが1回以上認められた場合と定義する。
[評価期間:16週後]
・化膿性汗腺炎症状評価(HSSA)のベースラインからの変化。
HSSAは、評価前の連続する7日間におけるHSの主要症状を評価するために開発された9項目のPRO質問票である。HSSAの各項目は11点(0から10)のNRSで採点する。0は症状がないことを表し、10は極度の症状経験を表す。
[評価期間:ベースラインから第16週まで]
・化膿性汗腺炎影響評価(HSIA)のベースラインからの変化量。
HSIAは、評価前7日間におけるHSが被験者の日常生活に及ぼす影響を評価するために開発された18項目のPRO質問票である。HSIAの項目1–16は0–10のNRSで採点し、0は影響なし、10は極度の影響を示す。
[評価期間:ベースラインから第16週まで]
・成人被験者及び17歳の青年被験者におけるDermatology Life Quality Index(DLQI)のベースラインからの変化量。
12歳~16歳の青年被験者に対する年齢別又は小児のDLQI(CDLQI)
DLQI及びCDLQIはいずれも10項目からなる質問票であり、化膿性汗腺炎(HS)の影響を評価するために使用する。
疾患の症状及び生活の質に関する治療(0=4段階でスコア化される10の質問からなる)
全くない/重要でない;1=少し;2=ロット;3=とても多い。
[評価期間:ベースラインから第16週まで]
・ 化膿性汗腺炎の症状に基づく化膿性汗腺炎関連臭気のベースラインからの変化。
評価(HSSA)に関する質問8。
HSSAは、HSの主要症状を評価するために開発された9項目のPRO質問票である。
評価前の連続7日間。HSSAの各項目は11ポイント(0から10)のNRSで採点する。
症状なしを表し、10は極度の症状経験を表す。
[評価期間:ベースラインから第16週まで]
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
ウパダシチニブ
リンヴォック
アッヴィ合同会社
東京都港区芝浦三丁目1番21号
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