第二種

自分自身の血液から取り出したCD34陽性細胞を使った下肢の血管再生治療

治験詳細画面

目的


この治験は、下肢虚血を患っている患者に対して、血管内治療や外科的バイパス術などの治療が必要であることがわかっています。しかし、これらの治療法の有効性が不十分であるため、自家末梢血CD34陽性細胞を移植する治療法を検討するためのものです。先行試験では、良好な結果が得られたため、本研究では、治療の有効性と安全性を確認するために、G-CSFの投与量を増量して検討する予定です。

対象疾患


閉塞性動脈硬化症
透析
疼痛

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、20歳以上85歳以下の男性または女性で、下肢虚血(閉塞性動脈硬化症)の患者、維持透析療法を受けている患者、慢性下肢虚血患者、Rutherford分類4群または5群に属する患者、血管形成術、バイパス手術の適応がないあるいは改善がない患者が含まれます。しかし、Rutherford分類6群に属する患者、Buerger病の患者、移植予定肢に対するバイパス術、血管形成術、他の外科的治療、もしくはLDLアフェレシスから4週間以上経過していない患者、心エコー図で左室駆出率が25%未満の高度心機能低下を認める患者、G-CSF製剤、その他試薬、アフェレシスに対する重篤な過敏症、副作用の既往を有する患者、悪性腫瘍を合併する患者又は過去5年以内に悪性腫瘍の既往を有する患者、糖尿病性増殖性網膜症を合併する患者、不安定狭心症、心筋梗塞、脳梗塞発症後12週間未満の患者、白血病、骨髄増殖性疾患、骨髄異形成症候群、鎌状赤血球症を合併する患者、自己免疫疾患を合併する患者、肝硬変の患者、間質性肺炎の合併又は既往のある患者、少なくともひとつ以上の検査値異常(白血球3,000 /μL未満又は15,000 /μLを超える、ヘモグロビン8 g/dL未満、血小板10万/μL未満、AST(GOT)又はALT(GPT)が100 IU/L以上、アルブミン2 g/dL未満)、腹部CT検査で脾臓の長径が15cm以上の脾腫を指摘された患者、妊婦、授乳婦、妊娠している可能性のある患者、治療期終了時までに妊娠を計画している女性患者は参加できません。

治験内容


この治験は、下肢の血管が詰まっている病気で、痛みや潰瘍がある人たちを対象にしています。治験の目的は、細胞を移植することで、痛みや潰瘍の改善を図ることです。治験のフェーズは2で、安全性と有効性を評価します。治験の結果は、細胞移植後1年間の切断回避生存率や切断回避生存期間などを評価し、治療効果を確認します。また、移植側下肢虚血重症度の改善率や下肢虚血性疼痛重症度なども評価します。治験の機器性能についても評価します。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院

神奈川県鎌倉市岡本1370番1

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