第三種
加齢黄斑変性症の治療におけるWT1樹状細胞ワクチンの効果の検証
目的
この治験は、加齢黄斑変性症の患者に対して、新しい治療法の安全性と有効性を調べるものである。治療法は、標準治療の後に皮下注射を行うもので、過去の治療法と比較して有効性を評価する。
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、50歳以上の男性や女性で、滲出型加齢黄斑変性症と診断されている方で、HLA型が特定の種類であることが必要です。また、研究実施スケジュールに沿った通院が可能で、癌に対する治療を受けていない方、主要臓器の機能が保たれている方、自分自身が参加することに同意している方、樹状細胞作製のためのアフェレーシス適格性基準を満たしている方が参加できます。一方、重篤な合併症や感染症、精神障害、自己免疫性疾患、アレルギーの既往歴、妊娠中や授乳中の方、避妊しない意思のある妊娠可能な女性は参加できません。
治験内容
この治験は、滲出型加齢黄斑変性症という病気の治療法を研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ1という段階で行われます。治験の主な目的は、治療の安全性と治療の実施可能性を評価することです。治験の第二の目的は、治療による視力や網膜の変化を評価することです。治験に参加する人たちは、WT1ペプチドという物質に対する免疫反応を調べることもあります。治験の結果は、将来的にこの病気の治療法を改善するために役立てられることが期待されています。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
安全性(有害事象発生割合, 重篤有害事象発生割合) および治療遂行性
第二結果評価方法
(1)導入期治療後(ベースライン)からの最高矯正視力の平均変化量
(2)中心網膜厚の変化量
(3)脈絡膜新生血管の病変面積の変化量
(4)WT1ペプチドに対する遅延型過敏反応
(5)WT1特異的免疫学的モニタリング
(6)WT1非特異的免疫反応
治験フェーズ
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
東京慈恵会医科大学附属柏病院
千葉県柏市柏下163-1
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