特定臨床研究

新しい吸入治療を使った肺高血圧症の予後を調べる試験の有効性と安全性の確認

治験詳細画面

目的


治験の目的は、肺高血圧症の患者に対して、一酸化窒素を吸入することで血管の反応を調べ、その結果が治療薬の効果に関連しているかを確認することです。具体的には、3か月間の治療後に行う検査で、一酸化窒素を吸入する前と後の肺の血圧の変化を比較し、その関係を調べます。また、この吸入方法が安全に行えるかも検討します。

対象疾患


肺動脈性肺高血圧症
肺高血圧症
高血圧症
高血圧

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

同意取得時の年齢が18歳以上の方
性別は問わない方
本研究の参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人の自由意思による文書同意が得られた方
3か月以内に行われた心臓超音波検査で肺高血圧症が疑われる方(三尖弁逆流速度が2.8m/秒以上)、もしくはすでに肺高血圧症と診断されている方
肺高血圧症の確定診断または病状評価のために右心カテーテル検査が予定されている方
右心カテーテル検査で平均肺動脈圧が21mmHg以上の方
肺高血圧症のうち第1群肺高血圧症(肺動脈性肺高血圧症;PAH)と診断された方
肺高血圧症に対する治療薬として、エンドセリン受容体拮抗薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬の単剤あるいは併用療法を新規に開始される方

除外基準

WHO 肺高血圧症機能分類でⅣ度の方
すでに肺高血圧症に対する治療薬(プロスタサイクリン誘導体、エンドセリン受容体拮抗薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬、可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬、アクチビンシグナル伝達阻害薬)が使用されている方
併用禁止療法、併用禁止薬を使用している方
生命維持のために右-左シャントに完全に依存している心疾患を有する方
本人から同意取得が困難な意識障害、精神疾患等を有する方
その他、研究責任医師又は研究分担医師が本研究への参加が不適当と判断した方
右心カテーテル検査中の収縮期血圧が90mmHg以下の方
右心カテーテル検査中の室内気下で測定したSpO2が90%以下の方
右心カテーテル検査で平均肺動脈圧が50mmHg以上の方
その他、右心カテーテル検査中の状況や結果等で研究責任医師又は研究分担医師が本研究への参加が不適当と判断した方
WHO 肺高血圧症機能分類でⅣ度の方
すでに肺高血圧症に対する治療薬(プロスタサイクリン誘導体、エンドセリン受容体拮抗薬、ホスホジエステラーゼ阻害薬、可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬、アクチビンシグナル伝達阻害薬)が使用されている方
併用禁止療法、併用禁止薬を使用している方
生命維持のために右-左シャントに完全に依存している心疾患を有する方
本人から同意取得が困難な意識障害、精神疾患等を有する方
その他、研究責任医師又は研究分担医師が本研究への参加が不適当と判断した方
右心カテーテル検査中の収縮期血圧が90mmHg以下の方
右心カテーテル検査中の室内気下で測定したSpO2が90%以下の方
右心カテーテル検査で平均肺動脈圧が50mmHg以上の方
その他、右心カテーテル検査中の状況や結果等で研究責任医師又は研究分担医師が本研究への参加が不適当と判断した方

治験内容


治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、肺動脈性肺高血圧症という病気の治療法を調べるための研究です。この病気は、肺の血管に高い圧力がかかることで、息切れや疲れやすさを引き起こすものです。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれています。これは、新しい治療法を実際に試して、その効果を調べる研究のことです。 ### 研究の段階 この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階にあります。これは、ある程度の安全性が確認された治療法を、より多くの人に試してもらい、その効果を詳しく調べる段階です。 ### どのように評価するのか 治験では、いくつかの方法で治療の効果を評価します。 1. **主な評価方法**: 治療を受けた後、3か月後に肺の血圧を測定します。その際に、一酸化窒素というガスを吸入する前と後で、肺の血圧がどのように変わったかを調べます。 2. **その他の評価方法**: - 一酸化窒素を吸入したときの血圧の変化を、治療前の状態と比べて調べます。 - 一酸化窒素を吸入した後の肺の血圧の変化を、治療前と比べて評価します。 - 一酸化窒素を吸入する前と後で、他の血行動態(血液の流れに関する指標)も測定します。 - 一酸化窒素を吸入中に起こる可能性のある合併症(例えば、血圧が下がることや、肺に水がたまることなど)の発生率を調べます。 - 一酸化窒素を吸入中に起こる他の有害な事象の頻度も調べます。 ### まとめ この治験は、肺動脈性肺高血圧症の治療において、一酸化窒素を使った新しい方法がどれだけ効果的か、また安全性はどうかを調べるためのものです。治療の効果や副作用を詳しく評価することで、将来的により良い治療法を見つける手助けをすることが目的です。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

一酸化窒素

販売名

アイノフロー吸入用 800ppm

実施組織


東京大学医学部附属病院

東京都文京区本郷7-3-1

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