この治験は、抗血栓薬を内服している胃腫瘍患者が内視鏡的手術後に出血するリスクを減らすために、ボノプラザンという薬がプロトンポンプ阻害薬よりも効果的かどうかを調べるものです。
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、胃腺腫もしくは早期胃癌を持っていて、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)をする予定がある人で、抗血栓薬を常用している人が対象です。ただし、同じ日に食道や十二指腸の内視鏡治療を予定している人は参加できません。
この治験は、胃腺腫や早期胃癌の治療方法を研究するものです。治験のフェーズはフェーズ3で、介入研究と呼ばれる種類の研究です。主要な評価方法は、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)後8週までの出血の発生割合です。また、第二の評価方法として、症状の出現割合や痛みの出現割合、胃ESD後潰瘍の治癒状況、ESD関連有害事象の発生割合などがあります。治験に参加する患者さんたちの治療方法や症状の改善について、詳しく調べることが目的です。
介入研究
ESD後8週までの出血の発生割合
①Fスケール(Frequency Scale for the Symptoms of GERD)による症状の出現割合(資料1)
②ESD後の痛みの出現割合(VASスコア)(資料2)
③術後8週における胃ESD後潰瘍の治癒状況
④ESD関連有害事象の発生割合
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
ボノプラザン、エソメプラゾール
タケキャブ、ネキシウム
名古屋大学大学院医学系研究科
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
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