特定臨床研究

鶏卵アレルギーの重症児に対する口からの治療法に、プロバイオティクスを併用する効果を検証する多施設共同の二重盲検ランダム化比較試験

治験詳細画面

目的


この治験の目的は、鶏卵アレルギーの重症患者に対して、プロバイオティクスを併用した経口免疫療法が、通常の経口免疫療法よりも効果的であるかどうかをランダム化比較試験によって検証することです。

対象疾患


食物アレルギー
アレルギー

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、5歳以上18歳未満の男女です。ただし、食物経口負荷試験で加熱全卵1/8個以下でアレルギー症状が出なかった人に限ります。また、治験に参加することに同意している人に限ります。治験に参加できない人は、コントロール不良な気管支喘息やアトピー性皮膚炎の人、他のアレルゲン免疫療法を受けている人、生物学的製剤や全身性ステロイド薬、免疫抑制剤を使用している人、免疫系に影響を及ぼす疾患を持っている人、抗生物質を最近使用した人、または医師が治験の実行が困難だと判断した人です。

治験内容


この治験は、食物アレルギーの治療方法を研究するためのものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ3に入っています。主要な評価方法は、治療を開始してから12ヶ月後に、加熱した半分の卵を食べてもアレルギー反応が起こらなくなった患者の割合を調べます。また、治療を開始してから12ヶ月後に、加熱した1/8の卵を食べてもアレルギー反応が起こらなくなった患者の割合や、副作用の頻度、血液中の特定の物質の変化なども調べます。さらに、腸内細菌叢の変化や、血液中の短鎖脂肪酸の変化も調べます。治験に参加することで、食物アレルギーの治療方法についての研究に貢献することができます。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

Lacticaseibacillus rhamnosus GG (LGG)、Bifidobacterium bifidum TMC3115

販売名

Lacticaseibacillus rhamnosus GG (LGG)、Bifidobacterium bifidum TMC3115

実施組織


独立行政法人国立病院機構相模原病院

神奈川県相模原市南区桜台18-1

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