
治験の目的は、ST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)という心臓の病気を持つ患者を対象に、2つの治療方法の効果と安全性を比較することです。一つは、直接ステントを入れる方法(ダイレクトステント群)で、もう一つは、特別なバルーンを使って血流を改善してからステントを入れる方法(パーフュージョンバルーン群)です。この治験では、どちらの方法がより良い結果をもたらすかを調べます。
男性・女性
18歳以上
上限なし
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、心臓の病気の一つである「ST上昇型急性心筋梗塞」という状態を対象にした研究です。この病気は、心臓の血流が急に止まってしまうことで、心筋(心臓の筋肉)が傷つくことを指します。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれています。これは、特定の治療法や手技を行い、その効果を調べるための研究です。 ### 研究の段階 この治験は「フェーズ4」と呼ばれる段階です。これは、すでに承認された治療法を使って、その効果や安全性をさらに詳しく調べる段階です。 ### どのように評価するのか 治験では、いくつかの重要なポイントを評価します。 1. **主要な評価方法**: - **Primary PCIでのslow flowまたはno-reflowの発生割合**: これは、心臓の血管を広げる手術(PCI)を行ったときに、血流が遅くなったり、全く流れなかったりする割合を調べます。 2. **第二の評価方法**: - **Corrected TIMI frame count**: 血流のスピードを測る方法です。 - **ST-segment resolution**: 心電図での変化を見て、心筋の状態を評価します。 - **Σ ST-segment elevation**: 心電図の特定の部分の高さを測ります。 - **Door-to-Balloon time**: 病院に着いてから手術を始めるまでの時間を測ります。 - **PCI総手技時間**: 手術全体にかかる時間です。 - **造影剤使用量**: 手術中に使う薬の量を調べます。 - **透視時間、放射線被曝量**: 手術中にどれくらいの時間、X線を使ったか、またその影響を調べます。 - **心室性頻脈性不整脈の有無**: 手術中に心臓のリズムに異常があったかどうかを確認します。 - **機械的循環補助装置の使用の有無**: 手術中やその後に、特別な機械を使ったかどうかを調べます。 - **ステント血栓症の有無**: 手術後に血栓ができたかどうかを確認します。 - **重大な出血事象の有無**: 手術中またはその後に大きな出血があったかどうかを調べます。 この治験は、心筋梗塞の治療法をより良くするための重要な研究です。参加することで、あなた自身だけでなく、将来の患者さんたちにも役立つ情報が得られるかもしれません。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。
介入研究
Primary PCIでのslow flowまたはno-reflowの発生割合
・Corrected TIMI frame count
・ST-segment resolution
・Σ ST-segment elevation
・Door-to-Balloon time
・PCI総手技時間
・PCI術中の造影剤使用量
・PCI術中の透視時間、放射線被曝量
・PCI術中の心室性頻脈性不整脈(持続性の心室頻拍、心室細動など)の有無
・PCI術中あるいは術後の機械的循環補助装置(IABP、Impella、ECMO)使用の有無
・観察期間中のステント血栓症の有無
・観察期間中の重大な出血事象(BARC 3あるいは5)の有無
フェーズ4: 市販薬の再調査
ニコランジル注、ニコランジル注
シグマート注 2mg / 12mg / 48mg、ニコランジル点滴静注用 2mg / 12mg / 48mg「サワイ」
藤田医科大学病院
愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98
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