
この治験の目的は、変形性関節症という病気の治療法を改善することです。具体的には、膝や足の関節において、骨の表面にある軟骨を使って、手術(骨切り術)と組み合わせて新しい治療法を試みます。この治療法が、従来の方法よりも効果的であるかどうかを、患者の症状や画像検査を通じて評価します。
男性・女性
18歳以上
76歳以下
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、膝や足首の関節が痛む「変形性膝関節症」や「変形性足関節症」という病気の治療法を調べるためのものです。具体的には、特別な方法で軟骨を移植する手術がどのように効果を持つかを見ています。 ### 研究の進め方 この治験は「フェーズ1」と呼ばれる段階で行われており、これは新しい治療法の安全性や初期の効果を確認するための最初のステップです。 ### どのように評価するのか 治験の結果を評価するために、いくつかの方法を使います。 1. **臨床スコアの比較**: - 手術の前と後で、痛みの程度や関節の動きなどを点数で評価します。具体的には、手術前、手術後6か月、12か月の3つの時点で評価を行い、どれだけ改善したかを比較します。 2. **MRI評価**: - MRIという画像診断を使って、関節の状態を調べます。これも手術前と後の3つの時点で評価し、改善が見られるかを確認します。 3. **関節鏡評価**: - 小さなカメラを使って関節の中を直接見る方法です。軟骨の状態を点数化し、良好な状態かどうかを判断します。 4. **組織学的評価**: - 軟骨の細胞を顕微鏡で調べ、どれだけ修復されているかを点数で評価します。 ### まとめ この治験は、変形性膝関節症や変形性足関節症の治療において、新しい手術法がどれだけ効果的かを調べるために行われています。手術前後の状態をいくつかの方法で評価し、患者さんの痛みや関節の動きがどれだけ改善されるかを確認します。これにより、将来的により良い治療法が提供できるようになることを目指しています。
介入研究
・細切骨棘軟骨移植の術前後の臨床スコアの比較
変形性膝関節症および変形性足関節症それぞれについて、細切骨棘軟骨移植後のVASおよび臨床スコアを、術前・術後6か月・術後12か月の各時点で評価する。各疾患群内で、術前と6か月、術前と12か月、6か月と12か月の2時点間比較を行う。
・MRI評価
変形性膝関節症および変形性足関節症それぞれについて、細切骨棘軟骨移植後のMOCART scoreを、術前・術後6か月・術後12か月の各時点で評価する。各疾患群内で、術前と6か月、術前と12か月、6か月と12か月の2時点間比較を行う。
・関節鏡評価
ICRS gradeを用いて点数化し、評価を行う。グレード0あるいは1を良好な軟骨修復とし、グレード2以上を軟骨修復は中等度~不良と判断する。
・組織学的評価
Modified Mankin scoreを用いて点数化し、評価を行う。0~4点を良好な修復軟骨、5~8点を中等度の修復軟骨、9点以上を不良な修復軟骨とする。
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
広島大学病院
広島県広島市南区霞1-2-3
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