HFpEF患者の心機能特性に対するエンパグリフロジン製剤の効果を調べるための治験です。
男性・女性
40歳以上
上限なし
治験内容の説明: この治験は、心不全の一種である左室駆出率が保たれた状態の患者を対象として行われています。治験のタイプは介入研究で、治験の主な目的は、エンパグリフロジンという薬を6か月間服用することで、左室の拡張特性がどのように変化するかを調べることです。 主要な評価方法は、左室の拡張末期圧容積関係を測定するためにINCAシステムを使用することです。また、副次的な評価方法として、心臓の特性や身体機能の変化も評価されます。これには、心臓の収縮能力や血液の酸素摂取量などが含まれます。 この治験を通じて、エンパグリフロジンが左室の拡張特性や身体機能にどのような影響を与えるかを調査し、新しい治療法の開発に役立てることが期待されています。
介入研究
主要評価項目は、ベースライン時とエンパグリフロジン10mg内服6か月後の圧容積曲線カテーテル(INCAシステム)を用いた左室拡張末期圧容積関係における左室拡張特性の変化とする。
副次的評価項目として、収縮末期圧-容積関係(ESPVR)、Ea、一回心拍出仕事量、ポテンシャルエネルギー、圧-容積面積(PVA)、およびINCAシステムによるエネルギー伝達効率などの心特性の変化を副次評価項目とする。さらに、身体機能的能力の指標として、最大酸素摂取量、酸素脈、心拍出量、血圧脈拍積、動静脈酸素分圧格差、血圧、左室拡張末期容積、安静時global longitudinal strain、左室駆出率についても評価対象となる。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
エンパグリフロジン
ジャディアンス錠10mg
九州大学大学院医学研究院
福岡県福岡県福岡市東区馬出3-1-1
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