この研究の目的は、レミマゾラムとプロポフォールを使用した全身麻酔において、循環充満圧の変化を比較し、循環抑制作用について調べることです。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、以下の条件を満たす必要があります。 ①札幌医科大学附属病院で全身麻酔下の手術をする予定があること。 ②膵臓や肝臓の手術をする予定があること。 ③観血的動脈圧モニタリングをするために動脈ラインを使用する予定があること。 ④手術時に20歳以上であること。 ⑤全身状態が良好で、ASA-PS(American Society of Anesthesiologists Physical Status)1-2であること。 ただし、以下の条件を満たす人は参加できません。 ①プロポフォールまたはレミマゾラムの禁忌がある人。 ②プロポフォール、レミマゾラム、ミダゾラム、フルマゼニルにアレルギーがある人。 ③鎮痛方法として、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、神経ブロックなどを併用する場合。 ④肝機能障害や腎機能障害が重度の人。 ⑤その他、研究責任者や研究分担者が参加に不適切と判断した人。
この治験は、膵臓癌、肝臓癌、膀胱癌、結腸癌、胃癌の治療について研究するものです。治療方法について、全身麻酔を使用することが含まれています。この治験では、患者の循環充満圧や心拍数、血圧、酸素飽和度などの変化を評価し、治療の効果を調べます。また、レミマゾラムやプロポフォールなどの麻酔薬の使用量や、有害事象の発生率も調べます。
介入研究
全身麻酔導入前後および全身麻酔導入30分後の平均循環充満圧の変化
・患者背景(年齢,性別,体重,ASA-PS,高血圧を含む基礎疾患、内服降圧剤の有無)
・全身麻酔導入前後および全身麻酔導入30分後の心拍数(HR)の変化
・全身麻酔導入前後および全身麻酔導入30分後の体血圧(NBP)の変化
・経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)
・全身麻酔導入前後および全身麻酔導入30分後の灌流指標(PI)の変化
・全身麻酔導入前後および全身麻酔導入30分後の一回心拍出量係数(esSVI)の変化
・全身麻酔導入前後および全身麻酔導入30分後の心係数(esCCI)
・各測定時点における麻酔深度指標bispectral index(BIS)
・レミマゾラム、プロポフォールの麻酔導入時総投与量
・有害事象発生率:重度の血圧低下、昇圧薬の使用、徐脈、心停止
情報なし:
レミマゾラム、プロポフォール
アネレム静注50mg、1%デイプリバン注
札幌医科大学
北海道札幌市中央区南一条西16丁目
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。